


露店に並ぶリンゴ、おやき、七味屋、そば屋に“長野らしさ”を感じながら歩く、「善光寺」の仲見世通り。なんでも、江戸時代から参拝客にそばが振る舞われていたそうで、創業年数が3桁を越えるそば屋も少なくありません。そんなこの通りには、7,777枚の敷石が敷き詰められているといいます。その他にも、「七福神めぐり」や「七稲荷めぐり」、「七天神めぐり」など、「善光寺」には“七”にまつわるお楽しみがいっぱいなのです。“善光寺の七不思議”を、一つひとつ解き明かすのも面白いかも。
仲見世通りを抜けて「六地蔵」のお出迎えを受けたらいよいよ本堂です。思わず「山門」の太い柱にタッチ。きっと何かいいことが起きる、そんなパワーを感じました。


18世紀の前半に完成したという石畳の仲見世通り。ほとんど当時のままの形で残っているといい、白壁や古い木造の建物は趣きたっぷり


(上)「遠くとも一度は詣れ善光寺」で知られる「善光寺」が位置するのは、長野市の中心部。JR長野駅の善光寺口から参道が伸び、本堂までは歩いて約30分の道のり
(左) 江戸時代中期に建てられた「三門」の軒下に掛かる“善光寺”の文字には、ハトが隠されている。さて、何羽いるか分かるかな?