
鹿児島
旬彩くらかけ
「地元の人も知らない
幻の薩摩焼酎がそろう店」
鹿児島にも人には教えたくない特等席がある。
鹿児島中央駅から徒歩約15分の狭い路地の一角にひっそりと佇む『旬彩くらかけ』は、女店主、鞍掛さんの手料理に定評がある家庭的な居酒屋だ。
鹿児島近海でとれる魚介と地元食材を使った総菜はバラエティー豊かで、豚のバラ肉をコトコトと煮込んだ “とんこつ”や、ニラたっぷりの手作り“さつま揚げ”といった郷土料理が楽しめる。モツ鍋のモツは、なんと鹿児島産黒毛和牛という贅沢さだ。
「今から牡蠣出しますけど、生と焼き、どっちにします?」とか「モツ鍋のニンニクは多め? 少なめ?」といった具合に、お客ひとりひとりの“つつき好み”に合わせてくれる気遣いがうれしい。
カウンターの上の総菜や食材はなんと食べ放題。さらに裏から店主おまかせの刺し身や焼き物、煮物、茶碗蒸しなどが次々と運ばれてくるシステムで、ビール1杯と芋焼酎飲み放題が付いて1人4,000円という明朗会計だ。
「このサザエ焼いて」
「このさつま揚げ揚げて」
店に飛びかう心和むイントネーションの “かごんま弁”がまた、耳に心地良いのである。




鹿児島
旬彩くらかけ
- 住 所
- 鹿児島県鹿児島市薬師1-18-18 関ビル1F
- TEL
- 099-206-5488
- 営業時間
- 18:00~24:00
- 定休日
- 日曜、祝日
※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.14号(2015年10月発行)掲載時のものです。