


名古屋(小牧)空港から車で約1時間、岐阜市の中心部を流れる長良川沿いには、鵜飼の観覧船乗り場がある“川原町”と呼ばれる通りがあります。昔ながらの家々が軒を連ねる通りに建つ「池戸」は、元は材木商の住まいだったという町屋と裏手の蔵をリノベーションした町屋カフェ。コレクター垂涎の珍しいアンティーク品の数々とどこか懐かしい軽食メニューが人気の店です。「かつて鵜飼見物は、舞妓や芸者を伴う風流な大人の遊びでした。そんな岐阜の文化に気軽に触れてほしい」とのオーナーの思いから、舞妓の踊りや遊びを体験できるイベントを開催。往年の鵜飼見物が現代に蘇ったような風流なひとときを過ごしてみてはいかが?


通常は1回の公演につき舞妓1名が来店するが、運がよければ男性の芸者、幇間(ほうかん)の喜久治さんが舞台に立つことも


(上) 舞妓さんと会話や写真撮影も可能。鵜飼期間中(5月15日~10月15日)は毎日、16:30と21:00の1日2回開催、参加費は1名1,500円
(左) カフェメニューのほか、手軽に食べられる軽食も老若男女に人気。ナポリタンやハンバーガーなど、どのメニューもボリューム満点