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飛騨民俗村 飛騨の里【岐阜県・高山市】
貴重な布を守る飛騨刺し子 変わることなく受け継ぐ村の暮らし
飛騨民俗村 飛騨の里【岐阜県・高山市】

 高山の古い町並みから、車で約10分走ると、昔ながらの高山の暮らしを再現した「飛騨民俗村 飛騨の里」へたどり着きます。大きな五阿弥池を中心に古民家や水車小屋が点在し、まるで小さな村のよう。古民家のうちの一つ、富田家を訪れるとおばあちゃんが「飛騨刺し子」を作っていました。「刺し子はね、結び目を作らない決まりがあるんですよ」と、おばあちゃん。昔、貴重な布を補強し、大切に使うために始まったという刺し子は、とても温かく、保温にも優れていたそう。寒いさむい地方では、暮らしの知恵として当たり前に受け継がれてきたものなのです。畑では、昔ながらの農作業にいそしむ人々の姿。ここには古き良き時代の飛騨の暮らしが、今も息づいています。

車田

「車田」とはその名のとおり、円形の田んぼのころ。普通の田んぼとは違い、杭を立てた中心部から外円へと同心円状に苗を植えていく伝統農法だ

お地蔵さん

村の小道には、お地蔵さん。それぞれに前掛けをしたり、季節の花が供えられたりと、地元の人々が手厚く守り継いできたのだろう。ほのぼのとした風情に思わずにっこり

刺し子
刺し子職人

(上)さまざまな柄を描く飛騨刺し子。一針一針丁寧に縫いつけて、おしゃれな柄に仕上げていく。希望者は刺し子体験も可能。ふきんや敷物など好みの小物にチャレンジ

(左) 手間隙がかかる刺し子だけに、出来あがった時のうれしさもひとしお。コースターや小物入れ、ふきんなど、完成したさまざまな小物を入手することもできる

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