新潟空港から車で20分。新潟一の繁華街･古町一番町を抜けたところに、千有余年の歴史を誇る「新潟総鎮守 白山神社」はあります。“はくさんさま”の愛称で親しまれ、縁結びの神様として知られるこの神社は、恋はもちろん、家族の絆やビジネスなどあらゆる縁をつなぐといわれています。
朱色の鳥居をはじめ、参道にある石の鳥居を三つくぐり抜けると、その奥にはどっしりと構えた本殿が佇み、背筋がシャンとする思いがします。本殿左側にある樹齢約200年の御神木は「むすびの銀杏（いちょう）」として信仰されており、木に触ると良縁や子宝に恵まれるのだとか。
“はくさんさま”に願いを込めたら、隣接する「白山公園」での散策もお薦めです。
(上)子孫繁栄、家内安全、商売繁盛の御利益は新潟県内でも有名。通勤･通学の前にお参りをする人が多いほど、市民に親しまれている
(左) 隣接する国の重要文化財「新潟県政記念館」。明治16年（1883年）に創設され、天井に施された漆喰（しっくい）彫刻や上げ下げ式の「ギヤマン窓」などが見どころ
「日本の都市公園100選」の一つ。蓮池があり、6月中旬～8月上旬に咲き誇る蓮は見事。そのほか、梅林、ボタン、藤棚など四季折々の花を楽しむことができる
