「生ラム肉を厚切りで味わう
道産子も絶賛！ ジンギスカン」

すすきの散策を楽しんだら
煙に誘われ、ヘルシーな焼肉を

北海道といえば羊肉の“ジンギスカン”。羊肉には疲労回復に役立つカルニチンが豊富に含まれているので、健康志向の人に一押しのご当地メニューだ。
数多いジンギスカン専門店の中でも、生ラム肉ならではの旨さを味わえるのが『ふくろう亭』。札幌一の繁華街・すすきの中心部から10分ほど歩いて暖簾（のれん）をくぐると、こぢんまりとした店内にはテーブル席のみ。地元の常連客のみならず、口コミを聞いた観光客も足を運ぶ隠れた人気店だ。
1頭からわずかしか採れないという肩ロースのみをレアで味わえるのは、癖のない上質な肉だからこそ。“羊肉が苦手”な人にもおすすめ。庶民の味を本物の美味しさで味わえる、贅沢なひとときが待っている。

レアで味わえる上肉の醍醐味
〆はお茶漬けで“ジンギスカン通”

運ばれてきた深紅の生ラム肉の肉厚なこと！店主いわく「焼き過ぎないのが一番旨い」。自家製だれをニンニクや唐辛子でアレンジしたり、塩こしょうで食べるのが“ふくろう亭流”。一人でペロリと2～3皿平らげる人もいるとか。ビールにもご飯にもぴったり。
炭火で軽く炙るくらいのジンギスカンを食べられるのは、こだわりの生肉だからこそ。表面に焼き色が付いたら食べごろだ。自家製だれに付けて口の中に放り込めば、癖のない旨味たっぷりの肉汁がとろり。ニンニクが効いた甘めのたれが、ラム肉の風味を引きたてる。道産子のおすすめは〆のお茶漬け。ご飯に自家製だれを掛けて熱い番茶を注ぐ。肉や野菜の味が溶け出した癖になりそうな一杯でジンギスカンを満喫しよう。