「岩手を代表する冬の郷土料理といえば
“どんこ汁”。」

岩手を代表する冬の郷土料理といえば“どんこ汁”。どんことは、正式名称・エゾアイナメのこと。岩手県や宮城県の太平洋沿岸で捕れる冬の魚だ。「どんこは肝が命」といわれるほどに肝がたっぷり。焼きや煮付けもいいけれど、脂ののりきった肝は、まったりとした濃厚な旨味を存分に味わえる味噌仕立ての汁物でいただきたい。大根、人参、白菜、ネギといった旬の野菜と煮込むスタイルが一般的。

三陸・宮古の『蛇の目 本店』は、新鮮な海の幸をすしや丼、天ぷらで楽しめる人気の店だが、冬は定番メニューとなるどんこ汁がマスト。一杯378円。