「屋台の殿堂・中洲で屋台女子と
焼ラーメン肴に呑んだくれ」

B級グルメといえば思い浮かぶのが屋台。名古屋もひと昔前にはどて焼きの屋台が軒を連ねたというが、今ではもう見ることはできなくなった。屋台でにぎわう街といえば、福岡の中洲を筆頭に挙げる人も多いだろう。“慢性屋台症候群”といえるほど、飽きることなく何度でも足を運んでしまう。赤ちょうちんの下で、見知らぬ人同士肩を並べ、呑み、笑い、語り合う。それが屋台の最大の魅力なのだ。

最近の中洲事情といえば、豚骨スープで炒めた焼ラーメンブーム到来。洋食やバーの店も増えて、“屋台女子”たちが席巻している。屋台風情も変わったものだ。

ほろ酔い気分で屋台を立てば、心はもう次の旅へ。片道１時間半もあれば、行きたい場所へ自由に飛んで行ける時代。さて、今度の週末はどこに行こうか。「酔いどれ万歳！」。