モクモクと上がる噴煙の出どころをよーく見てみると、コバルトブルー色の池のようなものを発見！これは「湯だまり」と呼ばれ、雨が降った後など火口に水が溜まったときに見ることができるものです。火山の恐ろしさからは想像もできない、美しい色をしています。
「阿蘇中岳第一火口」は今もなお活動を続ける火山でありながら、すぐ近くまで足を踏み入れることができる珍しいスポット。火口周辺に整備されている遊歩道を歩いて、活動していない火口群や、黒い砂がどこまでも続くような「砂千里」を目の当たりにすると、自然がもたらす力強さと、恐ろしさ、そして造形美を間近で体感できますよ。
(上) 火口近くへは、ロープウェイ、車、徒歩で向かうことができます。初めてなら、ロープウェイで空中散歩を楽しみながら行くのがお薦め。天候によっては、運行が停止になることもあるので要注意
(左) 「阿蘇中岳」は生きた火山。だからいつもは穏やかでも、時には活動を活発化させることもある
ロープウェイ乗り場の近くには、「恋人の聖地」に選ばれている「西巌殿寺 奥之院」がある。「恋みくじ」で運試し
