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知覧特攻平和会館【鹿児島県・南九州市】
“とこしえに母と共にやすらかに” 若き特攻隊員たちの真実を知る
知覧特攻平和会館【鹿児島県・南九州市】

 戦争を知らない世代にとって、戦場の真実に向き合うことは平和を知ること。「知覧特攻平和会館」を訪れると、若き特攻隊員たちの姿が生き生きと残されていました。出撃する瞬間、飛び立つ者とそれを見送る者。ちぎれんばかりに振り続けられた日の丸。特攻隊員1,036人の遺影は、今も力強くその思いを投げかけてくるようです。
 ふと目に付いた「と号空中勤務必携」という特攻の教本には、「衝突ノ瞬間」という項の中に「眼ハ開ケタママダ」という非情な文字。一方、「お母さん、お母さん」と呼びかけた少年をはじめ、一つひとつの遺書に綴られたあふれんばかりの愛と感謝の言葉。彼らの真の生きざまを前に、平和や生きることに対して真摯に向き合う貴重な時間を過ごしました。

外観
陸軍三式戦闘機「飛燕(ひえん)」

陸軍三式戦闘機「飛燕(ひえん)」が展示されている。現在でも良好な状態で原型を留めているのは、世界中でもこの一機のみ

三角兵舎
公園

(上) 「三角兵舎」は、敵の目を避け地中に埋められるような形で建てられた寄宿舎。隊員たちはここで遺書を書き、家族への思いを託したという

(左) 公園内には、開聞岳を見つめて立つ特攻隊員の像「とこしえに」や、「特攻隊員の母」として多くの隊員が旅立つ姿を見守った鳥濱トメさんの像などがある

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