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ひょいと北九州 いくっちゃ角打ちフク海峡 関門海峡めぐりと海の幸を満喫

Day 2北九州

関門海峡めぐりと海の幸を満喫

2日目は関門海峡を渡り山口県へ。唐戸市場で寿司を一貫ずつ選んで食す楽しさを味わった後は、船や徒歩で海峡を廻りながら門司港レトロを散策、本場下関の「ふぐ(地元ではふく)」を堪能して、眺望が美しい宿へと向かいます。

2日目の朝は早起きし、車で北九州の小倉から関門海峡を渡って山口県下関へ。
お目当ては唐戸市場で週末のみ開かれる一般客向けの『活きいき馬関街(ばかんがい)』です。

ふぐの本場下関とあり、大きなふぐのオブジェがお出迎えしてくれます。唐戸市場の『活きいき馬関街』は自分好みのネタの握り寿司を、一貫ずつ選べてテイクアウトできる珍しい市場なのです。

日・祝日は朝8時から、土・日は朝10時から開催されています(ともに15時まで)。場内には威勢の良い掛け声が飛び交い、昼前には身動きがとれないほどの賑わいに。その日に水揚げされた魚介類の新鮮な握り寿司や海鮮丼などが並び、近海物のウチワエビ汁などもあります。

寿司のネタはどれも大きくて種類もたくさん。そして安いとあって、全国からこの市場を目指して多くの人がやってくる大人気の理由がわかります。

何といっても好きな寿司を一貫ずつ選べるのが魅力。生のアナゴの握り寿司など、他ではなかなか見ることのできない珍しいネタを発見!

「下関のフクは冬の入りから3月まで。初夏ならアジ、ノドグロも安いよ」とお店の方が説明してくれます。地魚の旬を教わるのも市場ならではの面白さです。

館内にはイートインコーナーもありますが、晴れていれば屋上の芝生広場や外のデッキで、海を眺めながら買ったお寿司を食べることもできます。関門海峡や関門橋が一望できる穴場のスポットでもあります。

唐戸市場すぐ横の唐戸ターミナルから、『関門連絡船』を利用して、対岸の北九州側・門司港へと向かいます。

連絡船はおおむね20分間隔で出発しています。オープンデッキに座って海風を感じながら、5分間の船旅を楽しみます。

船上から左手に『関門橋』、右手には佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の聖地である『巌流島』が目に入ってきます。

到着した門司港は明治の初めに開港し、120年の歴史を今に伝えています。海外の文化がいち早く入ってくる日本の玄関口でもあって、明治から大正に建てられたレンガ造りの建物が今なお多く点在しています。外国貿易で栄えた時代のノスタルジックな雰囲気が漂い、歴史を残すエリア『門司港レトロ』として人気の観光地になっています。

立ち寄りスポットで外せないのが、2019年3月にリニューアルオープンした『JR門司港駅』。

ホームにはロマンあふれる大正時代にタイムスリップしたかのような風情が漂っています。その歴史的価値が認められ、日本で駅舍として初めて国の重要文化財に指定されました。

門司港レトロには、インスタ映えスポットがたくさんあります。散策しながら、フォトジェニックな撮影場所を探してみるのも楽しいですよ。

全長約108mある国内最大級の歩行者専用のはね橋『ブルーウイングもじ』。1日6回跳ね上がります。橋が繋がってから最初に渡ったカップルに幸せが訪れるという恋人の聖地です。

門司港レトロの中心部にあり、ショッピングやグルメのお店が集まった『海峡プラザ』もおすすめです。ハチミツ専門店の『ビーハニー門司港店』では100%地元産の純粋ハチミツを堪能できます。

純粋ハチミツとソフトクリームとの愛称は抜群!お店に立ち寄ったら、ぜひお試しあれ。

輝きに惹かれてプラザ内の『赤煉瓦ガラス館』へ。九州のガラスをはじめ日本の切子ガラス、海外のベネチアンガラスなど、世界中のガラス作品が販売されています。

B級グルメで有名な門司港の『焼きカレー』。シーフードの焼きカレーが人気の『伽哩本舗門司港レトロ店』は行列必至です。グツグツと目の前に運ばれてきた焼きカレーには、たっぷりのチーズが。これがコクと旨みのアクセントになって、スパイシーなカレーをさらに引きたてます。門司港レトロには焼きカレーの店が20店舗以上あるので、お気に入りを探してみるのもおすすめです。

次は関門海峡を歩いて渡るために、門司港レトロから『トロッコ潮風号』に乗って『関門トンネル人道入口』を目指します。日本一短いトロッコ列車の駅はわずか4駅。10分間で関門海峡めかり駅に到着します。

世界でも珍しい歩行者用の海底トンネル。エレベーターで地下60mへ降りて歩き出します。

本州と九州にまたがる海底の県境をピョン!と飛び越えて、わずか15分で再び山口県の下関側に到着しました。

ひとしきり散策したら、お待ちかねの下関名物の「ふく」を堪能すべく『春帆楼(しゅんぱんろう)』へ。かつて、ふぐ料理は豊臣秀吉によって『フグ禁食令』で食べることを禁じられ、その290年後に伊東博文が“ふく食”を解禁したという歴史ドラマがあります。ここ春帆楼は、まさにその解禁の場所。ふぐ料理の公認第1号店の老舗であり、明治28年(1895)には下関条約が結ばれた『日清講話会議』の歴史舞台でもあります。

仲居さんに案内されて、昭和天皇皇后両陛下がお泊まりになったという『帝の間』で、「ふく料理」をいただくことに。

部屋からはタンカーや漁船など、関門海峡を往来する船の姿が見えます。そこには静かでゆったりした時間が流れています。

春帆楼本店の「ふく会席」の中から¥10,000(税サ別)のコースを注文。「ふく」の薄造りをメインに、唐揚げやしんじょう、ちり鍋、白子の酒蒸し、皮のサラダや香草焼き、そして最後の雑炊まで、心づくしの料理で本格的な「ふく会席」を堪能できます。

美しい「ふく」の薄造りに添えられた下関市の『安岡ねぎ』。数本を「ふく」で巻いて食べるのが通なのだと教えてもらいます。「ふく」専門に改良を重ねたという最高級の小ねぎで、ねぎの独特の香りが少なく、極細でやわらく芳醇で「ふく」の名脇役なのだそうです。

「ふく会席」を楽しんだ後は、下関から日本海沿いに北上して、絶景の地を目指します。車移動で約50km、1時間15分ほどで到着。2日目の宿は、心と身体のリフレッシュには外せない『ホテル西長門リゾート』です。

海と白い砂浜、潮風心地良いホテルのテラスからは、コバルトブルーの海が見渡せ、視線を伸ばせば、明日の目的地『角島(つのしま)』や『角島大橋』の眺望も楽しめます。

すべての部屋からオーシャンビューを堪能できる客室が人気。

山海の幸たっぷりの夕食。新鮮な魚介のお刺身を豪快に盛り込んだ名物『浜盛り』もおすすめです。

ホテルの温泉露天風呂で、波音を聴きながら海に沈むきれいな夕日を望むひととき。ぜいたくな時間をゆっくりと過ごせるのもリゾートホテルならでは。明日はいよいよ、インスタ映え必須のフォトジェニックなスポットを目指します。

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