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ひょいと稚内 チャーター便でいく”てっぺんのまち” ノシャップ岬から豊富温泉へ。道北の大自然を巡る旅

Day 2稚内

ノシャップ岬から豊富温泉へ。道北の大自然を巡る旅

2日目は早起きしてノシャップ岬まで足を伸ばし、その後はサロベツ湿原や大規模草地牧場と、北海道の原風景を楽しみながら、国道40号を南下して日本最北の温泉『豊富温泉』に向かいます。

汐彩亭で朝食をいただいてチェックアウトした2人は、ホテルの目の前にある北防波堤ドームへ。冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ型のドームは、北海道遺産にも指定されています。

古代ローマの建築物を思わせる柱が並ぶ全長427mの回廊は、観光だけでなくTVや映画のロケスポットにもなっています。ひと気の少ない早朝なので、写真を撮りあって盛り上がりました。

北防波堤ドームから、海岸線を15分ほど北に向かうと、ノシャップ岬に到着。晴れていれば利尻富士や礼文島が目の前に見えるそうですが、この日は残念ながら曇り。イルカの像と記念撮影をして終了。

ノシャップ岬からの帰り道、浜では高級食材として有名な、利尻昆布を干す作業が行なわれていました。船一杯に採れた昆布をていねいに洗って一枚ずつ広げていきます。

バイクを止めて見学させてもらっていると昆布を広げていたお婆さんが「ウニ食べていくかい?」と、まだ動いているムラサキウニを割ってくれました。「ウニってこんなに甘いんですね〜!!」と感動。

休憩を兼ねてJR稚内駅へ。日本最北端の駅には「道の駅わっかない」や売店、映画館まであります。駅前にある「日本最北端の線路」での写真撮影もお約束ですね。

国道40号をひた走って着いたのは豊富町の中心にある丸勝亭。地元の人だけでなく観光客にも大人気のお店で、人気メニューは12時前に品切れになってしまうこともあるとか。

これが人気ナンバーワンの「カツ丼」。蓋が閉まらないほど大きなカツは、厚さも2cmくらいあるので箸で持つのが重いくらい。この日もあっという間に売り切れてしまったようですから、あらかじめ電話をしてから行ったほうが良いかも知れません。

お腹を満たした2人は、道道444号を30分ほど走って、日本三大湿原の1つサロベツ湿原へ。渡り鳥の生息地として、国際的にも重要な役割を担っています。

約1kmにわたって設置されたバリアフリーのボードウォークでマイナスイオン浴。晴れていれば360度のパノラマビューが楽しめます。

案内施設のサロベツ湿原センターでは、湿原の成り立ちや最新の自然情報などを知ることができます。場内の床に貼られた航空写真を見ると、改めて道北のスケールの大きさを実感出来ます。

酪農の町として知られる豊富町で、豊富牛乳を使用したソフトクリームやスイーツ、自家製・無農薬野菜のスムージーが楽しめるカフェ・フェルム。イートインスペースもあるので、休憩ポイントとしても最適です。

2日目の、というより、今回の旅のエピックの1つになったサロベツリフレッシュロードから大規模草地(おおきぼそうち)牧場を巡るルート。なだらかな起伏に広がる牧草地の中をのんびりと走る。北海道ならではのサイクルツーリズムです。

アップダウンを繰り返しながらペダルを回します。時折、作業車や観光のクルマが行き交う程度で、街中を走るときのような緊張感がないので、マイペースで走ることができます。「まったく信号がない道って素敵ですね」と、北海道ならではのサイクルシーンを満喫。

およそ1500ha(東京ドーム約320個分に相当)という牧草地には、1500頭の乳牛が放牧されています。自転車を止めると、柵の向こうから珍しそうに集まってきました。

カフェ・フェルムから大規模草地牧場を経由して豊富温泉郷に到着! 大正末期に拓かれた北海道でも歴史のある名湯で、日本最北の温泉でもあります。

本日のお宿、ニュー温泉閣ホテル。日帰り入浴や湯治客にも人気の宿です。事前に自転車で行くことを伝えてあったので、チェックイン時に室内に預かっていただくことができました。

夕食の前に、宿から100mほどの町営温泉入浴施設「ふれあいセンター」へ。入浴料は大人(中学生以上)510円で、湯治療養の方は何度も入浴が可能となっています。

入ってびっくり。虹色がかった褐色のお湯からほのかに油の匂いが・・・源泉が石油や天然ガスとともに湧いてくるので、こうした匂いになるのだそう。泉質は弱アルカリ性で肌にやさしく、油分は保湿保温効果とともに皮膚疾患に効き目があるとのこと。

ふれあいセンターでは、一般の入浴客と、湯治療養客とで浴室を分け、成分も調整しているそうです。手ですくった感じはぬるっとしていますが、これのおかげか寝るまでホカホカが持続。

夕食はタコシャブにカニと海鮮づくし! カニは程よくしまった身がたっぷりで甘く、何もつけずにいただけます。

宗谷水タコを使ったタコシャブ。先に野菜を入れて煮立ったところへタコをくぐらせれば、プリプリの歯ごたえが楽しめます。食べた後は、館内の温泉をいただいてお休みなさい。

【紹介施設のご案内】

稚内北防波堤ドーム、ノシャップ岬
https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/domu.html

丸勝亭
住所:天塩郡豊富町大通り4
電話番号:0162-82-1074

ferme ~ミルクカフェ&雑貨 フェルム~
住所:天塩郡豊富町大通り9丁目
電話番号:0162-73-080
http://toyotomi-ferme.com/

サロベツ湿原センター
http://sarobetsu.or.jp/swc/

大規模草地牧場
http://toyotomi-kanko.net/main/

豊富温泉
https://toyotomi-onsen.com/

ニュー温泉閣ホテル
住所:北海道天塩郡豊富町温泉
電話番号:0162-82-1243
http://new-onsenkaku.com/

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