Day 1稚内
日本最北端の宗谷岬で遊ぶ!
旅の1日目は宗谷岬・宗谷公園です。日本最北端の宗谷岬から、南に広がる宗谷丘陵のダイナミックな景色を楽しんで、夜は稚内市内でリラックス。
今回の出発地は富士山静岡空港。北海道方面への定期便は札幌丘珠空港へ運航していますが、今回は静岡空港発着のチャーター便に搭乗し、普段は直行便が就航していない道北・稚内を目指します。
予約しておいた専用ケースを受け取ってバイシクルピットで梱包。ロードバイクだけでなく、MTBやクロスバイクも、ケースに収まればOKです。
しっかり梱包できたら、X線検査を通してFDAカウンターでチェックイン完了!ハードケースなので安心して自転車を預けれられます。
静岡から約2時間で稚内に着きました。到着時の気温は16℃。7〜9月の平均気温20℃ですので、朝晩はジャケットやパーカーを羽織るくらいでちょうどいいかも。
ハードケースを返却したらバイクの組み立てです。稚内空港には玄関脇に木製のサイクルラックが用意されているので、余裕を持って出発の準備ができます。
少し雲がでてきましたが、国道238号を北上して日本最北端の地、宗谷岬を目指し出発!
国道238号は、シーニックバイウェイ北海道の1つ、宗谷ヒストリーロードにもなっています。空港を出てしばらくは、左前方に宗谷岬が見える真っ直ぐな道。バイクとカラダを馴染ませるのにも最適です。
約1時間で宗谷岬に到着。国内だけでなく海外からの観光客も訪れる人気スポットなので、記念碑での記念撮影も順番待ちの列ができていました。
宗谷岬まで来たら、忘れてはならないのが「日本最北端到着証明書」。鮮やかなブルーの柏屋で購入できます。
ひとしきり宗谷岬の散策を楽しんだら、道路を渡って宗谷丘陵に続くワインディングロードを登り、風車小屋を目指します。
風車小屋の並びにあるゲストハウス『アルメリア』に到着。宗谷の名産品が食べられるレストランとお土産コーナーがあります。
この日は強い風が吹き、気温も下がってきたので、志磨子さんは宗谷黒牛ハンバーグセット。美奈子さんはタコシャブ定食を頼みました。柔らかくジューシーなハンバーグと、凍った状態で薄くスライスされた水タコを野菜たっぷりの鍋にくぐらせていただくタコシャブ。
こちらも人気メニュー、宗谷黒牛スープカレーラーメン。牛肉の旨味がきいたカレースープに細い麺の組み合わせで食べやすく、身体の芯から温まります。
ランチを堪能した後は、57基の風車が点在する宗谷岬ウインドファームを抜けて宗谷丘陵を南下。宗谷フットパスの1つ「白い道」。笹でおおわれた周囲とのコントラストが眩しいです。
今回はウインドファーム側から入りましたが、宗谷郵便局のほうから上ってくると、空に向かって真っ白な道が続きます。2人は先頭交代しながら、青、白、緑のコントラストを楽しみました。
写真ではわかりにくいですが、白い道の正体は砕いたホタテ貝の殻。1600トンもの貝殻を2年かけて敷き詰め完成。宗谷に来たら必ず寄りたい人気スポットで、フォトジェニックな写真を狙うにもおすすめ。
クルマの通行も可能なので、タイヤの轍ができています。「固く締まっていて、思ったよりデコボコなんですよ」と、2人とも慎重に下ります。
宗谷ヒストリーロードを西に向かい、稚内駅にも近いホテルおかべ汐彩亭にチェックイン。バイクを預かってもらい、温泉大浴場で汗を流しました。旅はまだ始まったばかり、まだ見ぬ北海道の風景に胸を弾ませながら、眠りにつきます。
【紹介施設のご案内】
稚内観光協会:宗谷岬・宗谷丘陵
http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/
稚内市公式HP:宗谷岬・宗谷公園
https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/
ホテルおかべ汐彩亭
http://www.hotel-okabe.co.jp/
住所:稚内市中央1丁目5-16
電話番号:0162-22-3411
ゲストハウス・アルメリア
住所:稚内市宗谷岬
電話番号:0162-76-2636
柏屋
住所:稚内市宗谷岬3-1
電話番号:0162-76-2212