English
  1. 公式TOP
  2. おすすめ観光情報一覧
  3. ひょいと山形 心和らぐ冬のトキメキ旅
  4. Day1 蔵王エリアから銀山温泉へ
ひょいと山形 心和らぐ冬のトキメキ旅 蔵王エリアから銀山温泉へ

Day 1山形

蔵王エリアから銀山温泉へ

名古屋(小牧)空港から山形空港まで、FDA便なら約75分。ひょいっと足を伸ばせば、気候も文化も異なる山形を気軽に体感できるのも旅の楽しみです。今回は、日ごろ空の旅を案内している客室乗務員の2人が、飛行機を降りたち、1泊2日で冬の山形を満喫します。

おいしい山形空港に到着。レンタカーの手続きをしたなら、蔵王へ向かいましょう。山形の景色を楽しみながらのドライブも魅力の一つです。

蔵王温泉スキー場に到着すると、おいしいやまがた空港にはなかった真っ白な雪が。蔵王は、抜群の雪質と、変化に富んだたくさんのゲレンデ・コース、そして大自然が創りだす樹氷に魅了され、毎年国内外から多くのファンが訪れます。レンタルスキーやウエアも充実しているので、手ぶらで訪れることも可能。今回は蔵王山系インストラクターに依頼し、2名から申し込めるスノートレッキングに挑戦します。

レンタルしたウエアに着替え、蔵王ロープウエイ山麓駅へ。そこからロープウエイを乗り継ぎ、地蔵山頂駅を目指します。ロープウエイから眺める蔵王山の麓から頂上向かって変化する景色は美しく、インストラクターが教えてくれる蔵王山のあれこれにも夢中に。山頂に到着したら、手ほどきを受けながら、しっかりとかんじきを着用。まずは雪のない所で歩き方を練習し、いざ樹氷の元へ。

ストックをうまく使いながら、かんじきで雪を踏みしめ歩いていきます。白銀の世界にテンションはどんどん上がりますが、蔵王山頂の気候は変わりやすく、また見ただけでは分かりにくい、足を取られる危険な場所も。インストラクターからの注意に耳を傾けながら進みましょう。

樹氷は特別な条件が重なることで出来る、神秘なる造形。樹氷は約1月下旬から3月上旬が見頃で、ロープウエイからは、山肌を覆い尽くす神秘的な樹氷群を見ることができます。そして3メートルを超える樹氷を眺めながら、迫力満点のトレッキングを楽しみましょう。樹氷を一望できる展望台や、室内から見られるレストランもオススメです。

おまけに、とびきりの滑り台ポイントを教えてもらいました。かんじきを履いた足を高く上げ、サラサラの雪に身をゆだね、絶叫しながら一気に下って。初めて雪に触れたという2人も、大満足の表情です。

スノートレッキングを楽しんだ後は、小腹を満たすため大石田町にある「千本だんご」へ。団子の原料は地元で育ったおいしいお米。添加物を使用せず、その日の気温を考慮しながら一つひとつ丁寧に作られています。

目の前でたっぷりと付けてもらえるあんにワクワク。団子は注文を受けてから、一本ずつ作られます。また、あんも全て手作りとのこと。定番のしょうゆ、ずんだん、ごま、あんこ、くるみの他に桜や抹茶、イチゴ、焼き味噌バターといった季節のオリジナルフレーバーもあり、どれを食べようか目移りしてしまいそう。

お団子は店内で食べていくことも。風情ある囲炉裏端でお茶をいただきながら、心も体もぽっかぽか。地元の方と方言を交えながらおしゃべりし、山形旅を満喫。

左からずんだん、しょうゆ、ごま、あんこ、くるみ。いざ食べようと手に取れば、たっぷりぬられたあんで、ずっしりとしなるお団子。優しい味わいを楽しみながら、旅の思い出に写真もパチリ!

団子屋でありながら、実は歴史あるお豆腐屋さんの「横丁とうふ店」。山形県産秘伝大豆を100%使用したもめん豆腐や、おぼろ豆腐が人気です。秘伝豆の風味、旨みが生かされたお豆腐は、消泡剤は一切使用せず、天然にがりを使用したもの。店内でもご馳走になれます。

今日のお宿は、尾花沢市にある銀山温泉、能登谷旅館。500年もの歴史がある銀山温泉は、銀の鉱山として栄えた温泉。大正浪漫を感じる木造建築が立ち並び、灯される灯りに心癒されます。

古き良き歴史建築を守りつつ、リニューアルしながら現代に伝えられた趣のある客室。能登谷旅館は、国の登録文化財にも指定されており、階段や廊下、ロビー、どの場所にも目を惹かれます。浴衣に着替えたなら、大正浪漫の世界にどっぷりと浸りましょう。

お部屋から見渡す温泉街。窓を開ければ、川の流れる音、ひんやり吹き込む風が心地よく、日常を忘れうっとり。

地元の食材と郷土の味を堪能できる、能登谷旅館のお料理。山菜から川魚、鯉、何から食べようか迷ってしまうほど。旬の食材から、山形を存分に感じて。冷えた体を温めてくれたのは、地元で育てられた鴨とネギ、キノコで作った鴨汁。旨みたっぷりの優しいスープがたまりません。

見事な霜降りの尾花沢牛をしゃぶしゃぶで。口の中で軽やかにとろける脂と、広がる旨みに思わず笑みがこぼれます。豊かで厳しい冬が育てた、山形ならではのおいしさです。

おいしいお米とお水、つくり手がそろう酒どころ山形には、52の酒蔵があり、酒好きにはたまらない地域となっています。能登谷旅館でいただいたのは、銀山温泉オリジナルブランドの日本酒。今日の思い出と、明日のワクワクにおしゃべりに一層花が咲きます。

お腹がいっぱいになったところで、ふらりと銀山温泉地内をお散歩へ。揺らぐあたたかな光につつまれ、まるでそこは夢の世界のよう。その美しさは、カメラを構えずにはいられません。

お散歩の途中、泉街で足湯に寄り道。腰をおろしてゆっくりと見渡せば、歩く旅人も、自分たちも、大正浪漫の景色の一部になっているようです。

白銀の滝を望むことのできる、能登谷旅館の露天風呂。温泉でしっかりと疲れをとって、Day2に続きます。

【紹介施設のご案内】

蔵王温泉スキー場
http://www.zao-ski.or.jp/

最上川千本だんご
https://www.facebook.com/senbondango/

銀山温泉
http://www.ginzanonsen.jp/index.html

能登谷旅館
http://www.notoyaryokan.com/

心和らぐ冬のトキメキ旅記事一覧

空席照会/ご予約
出発
到着
往路
搭乗日
復路
搭乗日
大人
小児
幼児