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ひょいと岩手 冬を楽しむ、味わう旅 ロマンチックな白銀の世界へ

Day 1岩手

ロマンチックな白銀の世界へ

名古屋(小牧)空港からいわて花巻空港まで、FDA便なら75分。「思ったより近いんですね! あっという間に着いちゃいました」。そう話すのは、今回の旅のお供・名古屋で活躍するインスタグラマーの彦坂さん。これから1泊2日、岩手の冬を思いっきり楽しんでいただきます。

「外に出るとやっぱり寒い! 北国に来たことを実感しますね」と彦坂さん。今回の旅の目的地は、県庁所在地である盛岡とその周辺エリア。レンタカーに乗って、さらに北へと向かいます。

最初に向かったのは、「いわて雪まつり」のメイン会場になっている、岩手高原スノーパーク。会場には、さまざまなモチーフの雪像が展示されているほか、雪で作ったステージや滑り台などもあり、思う存分雪と触れ合えます。屋台村も賑わっていて、楽しそう!

ボートをスノーモービルで引っ張る「スノートレイン」は、子どもも大人も楽しめる人気のアトラクション。彦坂さんもさっそく挑戦してみます。雪上を疾走するスノーモービルに振り回され、思った以上にスリリング! 「面白かった! もう一回乗りたい」と大興奮。

次に訪れたのは、岩手高原スノーパークから車で15分ほどの「小岩井農場」。全国的にも有名な小岩井の乳製品は、ここで生産されています。中でも「上丸牛舎」は、120年以上の歴史を持つ小岩井農場の原点とも言える場所。明治末期から昭和初期に建てられた趣のある牛舎やサイロが、今も現役で使われています。

上丸牛舎にある歴史的建造物のひとつ、昭和9年(1934)建設の「一号牛舎」。農場内で飼育されている300頭の乳牛の中でも、選りすぐりのエリート(=美味しいミルクを出す牛)60頭が暮らしています。

そろそろお腹が空いてきたので、上丸牛舎の向かいにある「小岩井農場まきば園」へ。ここは観光向けに整備されたエリアで、毎年2月初旬〜下旬には、冬の風物詩「かまくら食堂」がオープンしています。ずらりと並んだこのかまくらの中で、なんと食事ができるんですよ! 

「かまくら食堂」のメニューは、鉄板で焼くラムや牛肉、ジンギスカンなど。焼き野菜やご飯、豚汁もセットになっていて、ボリューム満点です。かまくらの中は意外と暖かく、そしてとっても静か。気兼ねなく食事を楽しめます。

お腹がいっぱいでも、デザートは別腹! 小岩井に来たなら絶対食べたい、牧場のミルクを使ったソフトクリームや自家製ジェラート。いろんな種類がある中で、彦坂さんは「たまごバニラ」と、クッキー入りミルク「COW?カウ」のダブルをチョイス。新鮮なミルクの風味を生かしたジェラートは、甘さ控えめで優しい味わい。自然と笑みがこぼれます。

お土産品を扱うショップでは、乳製品や焼き菓子など、さまざまな小岩井製品を販売。このチーズ、先ほど見学した「上丸牛舎」で採れたミルクを使っているそうです。

小岩井農場の広さは、なんと東京ドーム640個分! どこを切り取っても絵になるような、雄大な景色が広がっています。中でも岩手山を背に佇む「一本桜」は、観光客にも人気の撮影スポット。大混雑する桜の時期もいいけれど、雪原に立つ姿も幻想的。

大満喫の小岩井農場を後にして、次に向かったのは、オールシーズン楽しめる国内有数のリゾート「安比高原」。スキーシーズンには極上のパウダースノーを求め、海外からもスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。本日の宿泊場所は、リゾートに隣接する「ホテル安比グランド」。雪景色にも映える、レモンイエローの外観が目印です。海外からの宿泊客も多いこのホテル。いろんな国の言葉が行き交う多国籍な雰囲気で、なんだか海外にいるみたい。

お部屋のタイプは、手頃なスタンダードツインから、ゲレンデを臨むエグゼクティブルーム、露天付きのメゾネットなどさまざま。最大5名まで泊まれるファミリー向けの部屋もあります。

お部屋でひと息ついたら、お待ちかねのディナーといきましょう。 「せっかくだから、思い切って贅沢しちゃおう!」と選んだのは、本館2階にある「鮨 なが朶」。カウンター10席のみの、隠れ家のような雰囲気にドキドキ。30年以上のキャリアを持つ大将の、鮮やかな手つきがかっこいい! 地元・八幡平の地酒「鷲の尾」と一緒に味わいます。

ネタは、岩手県の沿岸部・世界有数の漁場でもある三陸産がメイン。素材のおいしさを引き出す丁寧な仕事に、熟練の技を感じます。安比産わさびの爽やかな辛味も絶妙なアクセント。あまりに美味しくて幸せで、ひと口食べるごとに、思わずため息がこぼれます。このお寿司に魅了され、国内外から訪れるリピーターも少なくないとか。「私も、また食べに来ます!」と彦坂さん。

夢見心地のディナーの後は、「ナイトCATツアー」に参加。ナイター終了後のゲレンデをCAT(雪上車)で登り、片道およそ40分かけて前森山の頂上を目指します。乗り合わせた参加者は、中国、韓国、マレーシアなど多国籍で、CATの車内はすし詰め状態。頂上に着く頃には、カタコトの英語や日本語で交流する、和気あいあいとした雰囲気になりました。彦坂さんも、インスタをフォローし合う外国人のお友達ができたようす。

頂上で待っていたのは、降り注ぐような満天の星空。雪上車から降りた参加者のみなさんが、空を見上げて次々に歓声をあげます。「プラネタリウムみたい!」

「本当にきれい…。今まで見た星空の中で、いちばんすごいかも」。そう呟いた彦坂さん。雲もなく風も穏やかで、天体観測には最高のタイミング。流れ星も見ることができ、盛りだくさんの旅の初日を、最高の形で締めくくることができました。明日はもう最終日。残された時間も、とことん楽しんでいきましょう! Day2に続きます。

【紹介施設のご案内】

いわて雪まつり
http://www.iwateyukimatsuri.com/

小岩井農場
https://www.koiwai.co.jp/makiba/

安比高原(APPI)
https://www.appi.co.jp/

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