長崎県の西端、東シナ海に浮かぶ五島列島は大小合わせて約150もの島々からなる豊かな自然景観を有した人気観光地です。その最大の島である福江島には五島への玄関口として福江空港（五島つばき空港）があります。
今日は名古屋からFDAのチャーター便で乗り継ぎなしでたったの2時間足らずで到着です。

さて、空港についたら、早速お昼ごはんです。
まずは五島の新鮮な海や山の幸を、素材そのまま囲炉裏焼きで味わえる「椿茶屋」へ。

本日の食材です。とれたてのアジやヒオウギ貝、五島でとれた新鮮なお野菜とブランド豚でもある「五島美豚」、デザートは名産品の「かんころ餅」などを囲炉裏で焼いて楽しめます。

2人で協力してちょうどよい焼き加減になるように食材を焼くと盛り上がります。火加減や焼き方はお店の方にアドバイスしていただけるので初めての方でも安心。

島内でも特に美しいことで有名な、島南岸の香珠子海岸の高台にある同店、美しい景色を眺めながらゆったりと五島の食も楽しめます。

さてお次は、福江島のシンボルでもある鬼岳の麓にある「五島コンカナ王国」へ向かいます。こちらは褐色のにごり湯をたたえた天然の「鬼岳温泉」や、島内で栽培した葡萄を使用したワインを製造販売する「五島ワイナリー」、コテージをはじめとした宿泊施設なども備える総合リゾート施設です。

五島ワイナリーでは、オリジナル商品の試飲や少量からグラスでの提供も実施しています。 昼食を済ませたばかりの2人も、早速ワインを楽しむ気満々です。

オリジナルワインにはスパークリングやロゼなど、女性でも飲みやすいものが揃っています。2人も気になるものが見つかったようで、グラスで注文して早速いただくことに。

五島コンカナ王国は広大な敷地に広がるリゾート施設だから、開放的なテラス席で自然を眺めながらゆったりワインを味わうことができます。

天然温泉にも入ることができます。施設内にある「鬼岳温泉」は鉄分を含んだ茶褐色のお湯が特徴。五島の大自然や満天の星空を眺めながらゆったり浸かれます。

さて、天気が良くなってきました。せっかく鬼岳の近くに来たのだから、そちらに寄ってからホテルに向かいましょう。
鬼岳は標高315mの火山で、全面が芝生に覆われている福江島のシンボルです。駐車場や遊歩道が整備されており、気軽に散策することができます。

天気が良ければ周辺の島々や福江の街並みが一望できる島内屈指の景観スポットです。

さて、本日のお宿に向かいます。今回利用するのは「GOTO TSUBAKI HOTEL」。市街地や港まで徒歩圏内という大変便利な場所に2019年にオープンした最新のホテルです。

チェックインしたら、早速夕食をいただきに、街に繰り出します。

今回訪問したのは、「いけす割烹 心誠」。五島近海で獲れた新鮮な魚介を使った寿司や海鮮料理を中心に、様々な五島の名物料理が食べ尽くせる、観光客だけでなく地元の方にも人気のお店です。

まずはやっぱり地魚のお刺身の盛り合わせから。ビール片手に乾杯。

こちらのお店の看板メニューの一つが、様々な種類の釜飯。やっぱり島に来たんだから、海鮮釜飯を頼んじゃいます。具沢山で食べごたえ満点です。

少々びっくりする見た目のこちらは、この地域の郷土料理「かっとっぽ」。
ハコフグのお腹に特性の味噌を詰めて焼き上げた珍味で、スプーンですくっていただきます。日本酒が進みそうですね。ちなみに福江島では米や芋、麦の栽培も盛んなので、焼酎の酒蔵もあるんですよ。もちろんこちらのお店でもいただけます。

すっかり日も沈み、お店を出て空を見上げたら、満天の星空。五島は星が綺麗に観られることでも知られています。先程訪れた鬼岳には天文台もあります。さあ、もう一度行ってみましょう。

九州でも有数の規模の望遠鏡を備えたこちらの天文台は、夜の22時まで営業しています。（予約制）

この日は木星と土星を観ることができました。九州の西端にある天文台だから、本州では観られない星たちも観ることができたりします。

五島の食と自然を早速満喫できた１日目でした。明日はどんな楽しみが待っているでしょうか。