
1日目 青森
窓の外に広がる夏山や海に感動!名古屋から始まる涼旅
真夏の日差しが降り注ぐ名古屋小牧空港から、いざ青森へ出発。高度を上げて北上する機内の右手に見える景色は、夏山の木曽御嶽山や立山連峰。左手には、やがて青く輝く日本海の海岸線が見えてきます。機内サービスのドリンクを飲みながらのんびりと空の旅を楽しんでいたら、津軽富士と呼ばれる美しい岩木山が姿を現しました。本州最北の地までおよそ1時間15分で到着。「こんにちは、青森!」

名湯"酸ヶ湯温泉"でちょっと一息 八甲田の大自然に思わず深呼吸
青森空港に着いたら一路、八甲田方面へ。輝くような緑の山並みが続く‘八甲田ゴールドライン’を走っていると、車窓から爽やかな夏風が頬をなでていきます。快い“涼ドライブ”を楽しんでいるうちに‘酸ヶ湯温泉’に到着。全国に知られる古い湯治宿で、ちょっと一息入れましょう。重厚な母屋には、地元の特産品を一堂に集めたお土産売店が。見て回るうちに、子宝を授かるという名湯にあやかった‘こだから飴’など、オモシロ楽しいお土産を発見!


澄み渡る空気、ほとばしる涼 夏の奥入瀬渓流を堪能

青森の避暑地を代表する奥入瀬渓流で、のんびり散策を楽しめば“涼満開”。苔むした岩肌を白い水しぶきを上げて流れる渓流の美しさと、森に吹きわたるひんやりとした風。そして遠く、近くに聞こえる野鳥の声に包まれてお弁当を頬張れば、心がほっこりと和んでいきます。


「こんにちは」と道行く人々と挨拶を交わしながら歩いて行くひとときは、まさに“大自然の涼”。森林浴を楽しみつつ、ゆっくり歩くのがおすすめです。

津軽三味線の音色が心にしみる黒石こみせ通りのぶらり旅

藩政時代に作られた“小見世”の続く通りを涼しい風が吹き抜けていきます。“小見世”とは今でいうアーケードのこと。中町には国指定重要文化財‘高橋家住宅’や昔ながらの造り酒屋が軒を連ね、古くから商店街としてにぎわってきた風情を今に受け継いでいます。‘津軽こみせ駅’は、伝統工芸品や郷土料理など黒石の名物を楽しめるスポット。店内には津軽三味線の音色が高く低く響きわたり、津軽の人々の人情や思いが胸にしみ入るようです。


陸奥湾が育んだ夏の旬味を地酒とともに味わう口福のとき
初日の夜は少し早目にホテルにチェックインして、のんびり過ごしましょう。夕食は、青森ならではの新鮮な魚介に決まり! 暑い季節に旬を迎える陸奥湾のごちそうといえば、ホタテとウニ、そしてホヤ。


刺し身や寿司で味わえば、口の中には驚くほどの甘みが広がります。レアの炭火焼きも楽しめるのは、産地ならではの贅沢です。県外不出の地酒をちびりちびりと味わいながら、夏の夜は更けていきます。

【紹介施設のご案内】
酸ヶ湯温泉
http://www.sukayu.jp/
奥入瀬渓流
https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000339.html
中町こみせ通り
http://kuroishi.or.jp/sightseeing/komisedoori
あおもり帆立小屋
http://aomori-den.jp/hotategoya/