移動等円滑化取組計画書 2024年度
令和6年5月13日
住所 | 静岡県静岡市葵区栄町1番地3 |
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事業者名 | 株式会社フジドリームエアラインズ |
代表者名 | 代表取締役社長 楠瀬 俊一 |
Ⅰ.
現状の課題及び中期的な対応方針
①
施設・機材等の整備について
- 弊社が運航中の航空機は、いずれも移動等円滑化基準に適合しているが、今後も機材更新時には、移動等円滑化基準に適合した機材を導入する
- 就航地空港における移動支援措置の基準も満たしているが、車椅子ご利用のお客様や高齢のお客様などの利便の向上と安全性への配慮から、2020年度に3空港に配備したエレベーター付パッセンジャーステップ車について、空港における搭乗橋の整備状況を踏まえ、より効果的な運用となるよう配置する
- 搭乗橋を利用できない場合に備え、2021年度に増配備したリフト付パッセンジャーステップ車をより実用に即した配備とするよう検討する
②
教育訓練、旅客支援、情報提供等について
- 高齢者や車椅子を使用するお客様が空港カウンターや自動チェックイン機を利用する際、動線上に障害となる要素を改善し、安全でご利用しやすい環境作りを進める
- インターネットや空港の案内表示をよりわかりやすくすると共に、全空港に配備している筆談ボードなど各種ツールの利用を促進し、お客様とのスムーズなコミュニケーションの確保に努める。また、より利便性の高いコミュニケーションツールの導入を検討する
- 空港スタッフのサービス介助士資格の取得を推進し、資格者増員を図ると共に、サービス介助士資格のカリキュラムに準拠した教育プログラムの展開により、サービスの向上を推進する
Ⅱ.
移動等円滑化に関する措置
①
旅客施設及び車両等を公共交通移動等円滑化基準に適合させるために必要な措置
対象となる旅客施設及び 車両等 |
計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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1.機材の更新 |
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2.タラップ等 |
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②
旅客施設及び車両等を使用した役務の提供の方法に関し法第八条第二項及び第三項の主務省令で定める基準を遵守するために必要な措置
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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1.タラップ等 |
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③
高齢者、障害者等が公共交通機関を利用して移動するために必要となる乗降についての介助、旅客施設における誘導その他の支援
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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1.移動負担の軽減 |
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2.わかりやすいご案内や 誘導 |
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④
高齢者、障害者等が公共交通機関を利用して移動するために必要となる情報の提供
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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1.情報の提供 |
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⑤
移動等円滑化を図るために必要な教育訓練
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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1.お客様対応スキルの向上 |
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⑥
高齢者、障害者等が高齢者障害者等用施設等を円滑に利用するために必要となる適正な配慮についての旅客施設及び車両等の利用者に対する広報活動及び啓発活動
対策 | 計画内容 (計画対象期間及び事業の主な内容) |
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Ⅲ.
移動等円滑化の促進のためⅡと併せて講ずべき措置
- 電動バッテリー付き車椅子のスムーズなお預かりのため、添付タグの改善を図る
- チェックインカウンターへの掲示物貼付について精査し、必要な情報を認識しやすい施設へと改善を図る
- 2023年4月より開始した看護師付き添いサービスの紹介を継続する(同サービスは、障害や疾患をお持ちのお客様で、付添い人の同行をお願いできる人がいない場合でも、ご搭乗いただけるよう、看護師が付き添うものである)
- 2023年4月から開始した上体固定用サポートベルトの無料貸し出しサービスを継続する
Ⅳ.
前年度計画書からの変更内容
対象となる旅客施設及び 車両等又は対策 |
変更内容 | 理由 |
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タラップ等 | 熊本空港の改修に伴い不要となったエレベーター付きパッセジャーステップ車の有効活用を削除した | 当該ステップ車は令和5年度中に松本空港へ転配備し、器材の有効活用が完了したため |
わかりやすいご案内や誘導 | デジタルサイネージや電子モニターの導入空港の増加を削除した | お客様とのスムーズなコミュニケーション確保、負担軽減等を目的として、全空港支店にスマートフォンを導入することとしたため |
情報の提供 | デジタルサイネージや電子モニターの導入空港の増加を削除した | |
情報の提供 | 利便性の高いツールとして、具体的に「スマートフォン」と記載した | |
お客様対応スキルの向上 | 社員援助者教育について、今後リカレント教育に移行していく旨を追加した | 同教育受講済み社員(全社員の約9割)のスキルをさらに向上させるため |
Ⅴ.
計画書の公表方法
公式ホームページで公表し、常時閲覧できるようにする