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ひょいと五島列島 絶景と歴史ロマンを感じる、長崎しま旅 映えるスポットもお忘れなく

Day 3福江

映えるスポットもお忘れなく

最終日の3日目は、福江島のフォトジェニックなスポットを巡ることにしましょう。
ホテルをチェックアウトし、市街地とは真反対にある島の西端、大瀬崎へ向かいます。

大瀬崎から望む水平線の向こうは中国。かつては遣唐使の時代より日中間の航海の要衝であったこの地には、「日本の灯台50選」にも選ばれた国内最大級の200万カンデラの光を放つ「大瀬崎灯台」が断崖絶壁に立地しています。映画「悪人」のロケ地にもなったこの迫力ある絶景は、五島を代表する景観スポットです。

断崖と灯台を見下ろす展望台は駐車場からすぐアクセス可能。灯台までは遊歩道が整備されており、片道徒歩数十分でたどり着けます。

絶景を背後に記念撮影。順光で撮影するなら午前中がおすすめ、逆に夕方訪れれば、きれいな夕日を眺めることができます。

お次は、大瀬崎にほど近い井持浦教会へ。

島の中心地から離れたこの地には、他の教会と同様潜伏キリシタンによって信仰が守られてきました。 こちらの教会は「ルルド」で有名です。「ルルド」とはフランスの地名で、この土地の洞窟で聖母マリアの導きにより万病に効く水が湧いたという言い伝えから、この奇跡にあやかり19世紀末以降、世界各地で聖母マリア像を収めた「ルルド」の泉が造られるようになりました。

井持浦教会のルルドは、五島中の信者たちが島内の珍しい石を持ち寄って造られた日本最古のもので、今でも聖地として全国からカトリック信者たちが巡礼に訪れます。

島の西岸をさらに北上すると、日本でも屈指の透明度を誇る「高浜海水浴場」があります。

傍にある展望所から見下ろせば、白い砂浜と透き通ったエメラルドグリーンの美しい遠浅のビーチが一望できます。

海水浴の時期でなくても、ついビーチへ繰り出してみたくなります。夏季はロッカーやシャワー、売店もオープンし、その美しさを求め島内はもとより、県内外から多くの海水浴客で賑わいます。

島内にはカフェも多くて、カフェ巡りもおすすめです。今日のランチは「おみやげ&カフェ ごと」でいただくことにしましょう。

こちらのお店では、島内で栽培された「ごと芋」を使用したオリジナル商品をはじめとした様々な食品やお食事を提供しているだけでなく、島内のお土産も一同に揃う必見スポットです。

2人もこちらでショッピングタイム。これまで味わった五島の食を自宅でも楽しみたいと、あれこれ迷いながらお買い物です。

こちらは同店オリジナル商品の「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」 五島で獲れた新鮮な鯛と牛骨をブレンドしたスープで作られたカレーは、シンプルなのに上品な味わいで、名前の通りどんな食べ方にも合う万能レトルトカレーです。カフェでも提供していただけます。

お買い物の後は、カフェでお食事をいただきます。先程訪れた高浜海水浴場をイメージしたリゾート風の店内です。

看板メニューの一つである「鬼岳の溶岩カレー」
先ほどの「なんにでもあうカレー」を、鬼岳を模した器に入れて溶岩に見立てた見た目も楽しい一品です。スパイスの香りがカレーのおいしさを引き立てる特製クミンライスの上には五島の地鶏「しまさざなみ」が乗っています。

食後のデザートには、午前中訪れた大瀬崎灯台を模して作られた特注容器に入った巨大パフェです。

ねっとり甘い「ごと芋」の焼き芋や芋ソフトクリームなど、具材が盛りだくさんでインパクトがあります。3~4人でシェアがお勧めです。

その大きさに2人は少々たじろぐも、「デザートは別腹!」と美味しそうに完食しました。

さて、こちらのお店でもお土産品として見かけた椿油ですが、五島の代表的な名産物の一つです。 島内にもいくつもの製油所があり、その中の一つ、「今村製油所」では、昭和初期から一貫して昔ながらの製造方法を用いた製油の様子を見学することができます。

9月に収穫時期を迎える五島産のヤブ椿の実を選別・乾燥させ、蒸し上げた後に玉締め機という絞り上げる機械に実を詰めます。

その後ゆっくり圧力をかけて搾油した後、紙のみを使って濾過します。
こうして生まれた伝統的製法による一番しぼりだけを用いた、添加物も一切ない純粋な椿油はナッツのような濃厚で香ばしい香りを有する高級品です。髪や肌など全身に使えるだけでなく、健康的で酸化しにくい特徴から揚げ物や炒めものなど食用としても幅広く使うことができます。

旅もいよいよ大詰め、空港に戻る前に、改めて市街地を散策しましょう。

五島市中心部にある「武家屋敷通り」は、この地の藩主であった五島氏の居城である福江(石田)城の城下町の名残で、江戸時代の武家屋敷の石垣が残されています。近くには五島氏の隠居所として江戸時代末期に建てられた国指定名勝の「五島氏庭園隠殿屋敷・心字が池」もあり、特徴的な意匠の屋敷と心が和む情緒的な庭園を見学することができます。

武家屋敷通りの一角には、五島出身のアニメーション美術家、山本二三氏にまつわる美術館があります。
山本二三氏は、「天空の城ラピュタ」や「もものけ姫」、「時をかける少女」などスタジオジブリや細田守監督の作品等有名なアニメ映画で美術監督を務めてきた大家でいらっしゃいます。

美術館内部では、山本二三氏の作業場を再現した展示室や、実際の有名作品の背景画の展示を見学することができます。

名残惜しくも、五島ともこれでお別れです。帰りもFDAのチャーター便なら、福江空港からひとっ飛びだから、限られた日程でも目一杯観光することができます。
皆さまも各旅行会社より販売されているFDAのチャーター便を利用した五島ツアーにぜひご参加いただき、五島の魅力を効率的に、かつじっくりと体感してみてはいかがでしょうか。

【紹介施設のご案内】

五島市観光協会
https://www.gotokanko.jp/

おみやげ&カフェ ごと
https://nagasakigoto.net/

今村製油所
https://www.imamura-tsubaki.jp/

山本二三美術館
https://www.goto-yamamoto-nizo-museum.com/

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