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福岡空港から行く2泊3日白川郷-飛騨高山の旅 憧れの白川郷で世界遺産に泊まる旅
仕事も順調で、何不自由のない毎日だけど、「何か大切なことを忘れてるんじゃないか」と、ふと思い立ち
昔ながらの暮らしにふれる旅に出た。
目指すのは、ずっと行ってみたかった世界遺産「白川郷荻町集落」。
昔ながらの暮らしを大切に守り続けていく人々の思いに触れると、心まで温まっていくよう。
自然とともに生きてきた人々の伝承文化を体験する豊かな旅が待っていました。
白川郷で一宿一飯の恩を知る暮らしの中の飛騨刺し子に出逢う美濃焼が教えてくれたモノづくり
1日目 福岡空港を出発して名古屋小牧空港へ
武将

飛び立っておよそ1時間を過ぎるころ、名古屋の街並みが見えてくる。
ぐんぐん高度を下げるたびに、建物が迫りくる迫力!
この一つひとつの住まいに、誰かの人生があるんだな~と
しみじみと考えているうちに、まるでスキップをしたかのようにトン♪と軽く着陸。
機長のスゴ腕操縦にうなりつつ、旅への第一歩を踏み出しました。

空港からは、予約しておいたレンタカーで移動。
目指すは名古屋城。イケメン武将が待っている!?

>> オリックスレンタカー
名古屋城に城下町の日常を見る

かの徳川家康が、十一男五女の子息の中でも
とりわけ愛した九男・義直のために造った名古屋城。
徳川家の威光を表す金鯱(しゃち)がさん然と輝いていました。
天守閣の中は、城の歩みを見ることができる博物館。
数々の歴史資料はもちろん、当時の暮らしを垣間見ることが
できるのは名古屋城ならではのおもしろさ。

名古屋城


名古屋城 人形

3Fの展示室では、当時の木戸、五条橋や軒を連ねる店などが再現され、
日の出から日没までの町の暮らしを光と音で体感。
静かに朝が訪れ、日が高くなるにつれてさんざめく町の音を
そっと目を閉じて聞いていると、町娘にでもなった気分に。
さらに5Fでは、石垣の石を運ぶ当時の様子が再現されており、
巨大な石引きを体験。その石を積み上げたと考えると思わず絶句。
先人たちの暮らしに生きる知恵と工夫に感銘したひとときでした。

名古屋城
住所/愛知県名古屋市中区本丸1?1 TEL/052-231-1700

ルートマップ詳細ページ公式サイト

発祥の店でいただく贅沢「ひつまぶし」
「あつた蓬莱軒」ひつまぶし

お腹がすいたら、待ってましたとばかりに名古屋めし。
せっかく「ひつまぶし」をいただくなら、伝統の店で
いただきたいと、訪れたのは「あつた蓬莱軒」本店。
小さなおひつを開けると、熱々の湯気がふわっと
立ち上がる。
艶々のご飯の上には肉厚の蒲焼きが、ぎっしり!
紀州の備長炭でサクッと焼き上げた香ばしい皮と
ふわりとした身を濃厚なタレが包み込んでいます。

お茶漬け風肝焼き

1杯目はそのまま、2杯目は海苔やネギ、ワサビを添えて。
3杯目では、さらにだしをかけてお茶漬け風に。
4杯目は好みの食べ方で〆るのが「ひつまぶし」通だそうな。
わたしは、薬味をたっぷり乗せて、わさびの爽やかな風味で〆ました。
7尾分の肝焼きをぺろりと平らげたら、パワー充填完了。
いざ、白川郷へ出発!!

あつた蓬莱軒本店
住所/愛知県名古屋市熱田区神戸町503 TEL/052-671-8686
※「ひつまぶし」は、「あつた蓬莱軒」の登録商標です

ルートマップ詳細ページ公式サイト

長良川を眺めて、ちょっと一息

五平餅

名神高速道路から東海北陸自動車道へ約55分走ったら、ちょっと休憩。
長良川サービスエリアで、川面を眺めながらベンチでおやつ。
香ばしい香りにつられて、思わず買ったのは郷土料理の一つ「五平餅」。
つぶしたご飯の食感が残る素朴な餅には
甘辛い味噌ダレがたっぷりかかり、焦げた味噌はサックサク!
きっと昔は囲炉裏で焼いて食べたんだろうな~。

長良川SA

山里に佇む世界遺産は、日本昔話の世界

白川郷

孫右衛門外観
さるぼぼ

長良川サービスエリアから白川郷までは約1時間35分のドライブ。いくつもの長いトンネルを抜け
白川郷インターチェンジで降りると山肌には少し雪が残り、深緑の常緑樹に覆われていました。
荻町の中心部を過ぎると、やがて荻町合掌集落。
茅葺き屋根の合掌造りが並ぶ景色は、まるで日本昔話の世界です。
観光客でにぎわう通りから路地へ入り、三つ目の合掌造りが
宿泊の予約をしておいた「合掌乃宿 孫右衛門」でした。
重厚な造りの玄関には、飛騨地方の神様 "さるぼぼ"。
ドギマギしつつ、板を木槌で「トントン!」と叩くと、
「まぁ、ようこそいらっしゃいました」と、おかあさんがニコニコと迎えてくださいました。

孫右衛門外観庄川

囲炉裏(いろり)に火を入れ、最初に出迎える広い部屋は
白く煙り、炭のいい香り。
案内された客室は、6畳ほどでふすまと障子で仕切られているだけ。
テレビのない空間は、ただ静寂に包まれています。
夕食まで、ぶらぶらと周辺散策。
宿の裏には、蒼く透き通る庄川と、若草が芽吹いたばかりの田んぼ。
納屋もちいさな合掌造りで、辺りはのどかな風情に満ちていました。

孫右衛門客室
囲炉裏と岩魚
山菜の和え物艶々と光るご飯
夕食の御膳

宿に戻ると、お楽しみの夕食の時間。
囲炉裏には岩魚(いわな)が並び、
こんがりとしたいい匂い。
ちいさな御膳には、飛騨牛の陶板焼きと
山菜の小鉢、そして焼きたての岩魚!
豆腐の田楽、山菜の天ぷらなどが
次々と運ばれてきます。
おひつを開けると、熱々の湯気と甘い香り。
こんなに艶々と光るご飯は、
それだけでもごちそうです。

ゼンマイ、コゴミなどの山菜をゴマ和えや白和え、味噌和えにした
おかあさんの手料理は、素朴な幸せを運んでくれます。
それは一品ごとに手間隙が掛かっているから。
野山を歩き、若くみずみずしい山菜を摘んで回る時間や
ゴマをすり鉢ですり、豆腐の水切りをして…という下ごしらえ。
時を費やし、丁寧な手間を重ねてできた料理だから
こんなに豊かな気持ちになれるんだと気付きました。
食べ終わるころには、おかあさんの思いや山の恵みを
「ありがたい」と思う感謝の気持ちで満たされていたのです。

山里に佇む世界遺産は、日本昔話の世界
孫右衛門 夜の外観

夜が更けて、囲炉裏の火が小さく落ちたころ
おとうさんは、「火吹き竹」で火を起こし直していました。
合掌造りの家で生まれ育ったおとうさんにとって、
毎日、火を起こし、煙でいぶして家を守ることは当たり前。
防虫・防腐の役割を果たす囲炉裏の煙なしには、
合掌造りの家を守り継いでいくことはできません。

あかし台とお父さん

おとうさんは、囲炉裏の"あかし台"に
「これ何かわかるね?」と、松の木片を乗せて火を灯します。
「松の木を10年、20年と寝かせると、マツヤニの塊”あかし”になる。
真黒なススが出て、これが防虫・防腐に欠かせん。
子どものころには、ススだらけになったまま布団に入って、
よう母ちゃんに怒られたもんだ」と、おとうさん。
まるで香木のような"あかし"の匂いに包まれながら、
先人たちの生活の中で生まれた見事な知恵と、
それを当たり前に守り続けている真摯な暮らしぶりに
ふれるひととき。
丁寧に暮らすことの大切さを、おとうさんから
教えてもらった気がします。

あかし台とお父さん
合掌乃宿 孫右衛門
住所/岐阜県大野郡白川村荻町360 TEL/05769-6-1167

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2日目 古い町並みをゆるり歩けば、グルメ街道
朝市

高山の古い町並みは、城下町に栄えた商人のまち。
御役人が政りごとを行った「陣屋」が
今も当時のまま残っていて、早朝から正午まで
毎日周辺で「陣屋朝市」、「宮川朝市」が
開かれているんです。
すぐそばのパーキングに車を止めたら、早速散策。
地元のおかあさんたちが作った"さるぼぼ"や
採れたての野菜、朴葉みそなどが、
ところ狭しと並んでいました。

朝市の野菜 みたらしだんご

出格子が続く古い町並みには、お楽しみグルメがいっぱい。
みたらし団子や飛騨牛肉まん、高山ラーメンなど選び放題。
中でも、飛騨牛のにぎりはお気に入り。
濃厚な甘辛いタレをたっぷり塗ったにぎり2貫を
なんと海老せんべいをお皿に盛ってくれる。
軒先の長椅子に腰かけて、食べると口の中でとろけるよう。
酒林の下がった酒蔵では、生酒の試飲に人だかり。
おいしそうな匂いの誘惑をなんとか振り切って、
飛騨名物の一つ、手打ちそばを食べにGO!

朝市 飛騨牛のにぎり
古い町並み(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
住所/岐阜県高山市古い町並み一帯 TEL/0577-32-3333(高山市観光課)

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飛騨産手打ちそばは、二度おいしい
辛味大根そば
そばがきの揚げだし「夢の蔵」店内

古い町並みから15分ほど車で走り、知る人ぞ知る「夢の蔵」へ。
大きな窓越しに乗鞍岳や焼岳など北アルプスを一望できるのが魅力です。
さっぱりとそばの味わいを楽しみたくて、「辛味大根そば」を注文。
出てきたそばは、飛騨産のそば粉を使った二八そばで
白く透き通って見えるほど美しく、そばの香りが立つ上品なもの。
何もつけず、そばだけを味わいたくて3分の1をぺろり。
そして、つゆだけでいただき、大根をたっぷり入れて辛味で〆ます。
食いしん坊的に、何としても食べたかった「そばがきの揚げだし」は、
思った通り、"別腹"のおいしさ。
甘辛いたれとモッチリとして滑らかなそばがきが絡んで絶妙!
ついつい箸が止まらず、こちらもぺろり。
熱々のお茶を飲みながら、「今度はコレを食べに来よう」と
心に固く誓ったおいしい出逢いでした。

夢の蔵
住所/岐阜県高山市山田30-5 TEL/0577-33-3007

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暮らしの中で生きる飛騨刺し子
大観峰

満腹のお腹をさすりながら、15分も走れば「飛騨民俗村 飛騨の里」に到着。
大きな五阿弥池を中心に古民家が点在し、まるで小さな村のよう。
小川のせせらぎと野鳥の声、ゆっくりと回る水車の音…
そして、黙々と畑を耕す"村人"のそばでは、
鳥獣から畑を守るために備えられたという「ししおどし」が
時折、床を打ちつけます。
小路のあちこちには、さまざまな石仏が佇み、
お供えの水仙が、風に揺れていました。
何もない"村"には、"村人"の暮らしがあふれています。

石仏

ししおどし

飛騨刺し子

古民家のうちの一つ、富田家を訪れると
おばあちゃんが「飛騨刺し子」を作っていて、体験も可能とのこと。
縫い物は苦手だけれど、早速挑戦してみました。
「刺し子はね、結び目を作らない決まりがあるんですよ。
 こんな風に、返し縫いから始めて…」と、おばあちゃん。
昔、貴重な布を補強し、大切に使うために始まったという刺し子は、
とても温かく、保温にも優れていたそう。
寒いさむい地方では、暮らしの知恵として
当たり前に受け継がれてきたものだと、おばあちゃんが教えてくれました。
モノを大切にする心から、こんなに美しい文様が生まれてきたのだ。
チクチクと縫い進むうちに、なんだか楽しくなってきた。

飛騨刺し子を縫うおばあちゃん 飛騨刺し子を縫うおばあちゃん
おばあちゃんの手元
飛騨刺し子
ちくちく縫います

「一目ずつ縫っていくうちに、だんだん夢中になって、
出来あがったときには、うれしくてねぇ」と、
おばあちゃんは、刺し子との出逢いをぽつりぽつりと話してくれます。
ニョロニョロと縫い目が行進しているわたしの作品も
いつかおばあちゃんのように立派な刺し子になるかしら。
「ほらほら、縫いながら、しっかりと縫い目をしごいてね。
洗ったら縮んでしまうから。刺し子は何度でも洗って使うもんだ」と
おばあちゃんは微笑みながら、わたしの"ニョロニョロ"を 見守っていてくれました。

時間がなくなり、残念ながら帰る時間。
おばあちゃんは、大急ぎで自分の指から「ゆびぬき」を取り、
1本の縫い針とともに、紙に包んで持たせてくれたのです。
「これがあると、全然違うからね。針も普通より穴が大きいんでね」と、
まるで本当のおばあちゃんのよう。
作りかけの"ニョロニョロ"と「ゆびぬき」、針をしっかりと胸に抱えて、
古民家を後にしました。「おばあちゃん、ありがとう!!」。
「豊かな暮らしって、特別なものじゃなくて 日常の中にあるものなんだ」
と実感したひとときでした。

おばあちゃんがくれたゆびぬき
飛騨民俗村 飛騨の里
住所/岐阜県高山市上岡本町1-590 TEL/0577-34-4711

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心潤す温泉とアートの時間
水明館内観

飛騨高山からドライブすること約1時間20分。
日本三名泉の一つに数えられる
下呂温泉に到着。
コバルトブルーに輝く飛騨川の美しさにびっくり!
川を望む一等地に、宿泊をお願いしている
「下呂温泉 水明館」がありました。
早速チェックインして、広々とした和室でほっと一息。
17:00からは「館内ツアー」が行われており、
展示されている絵画や芸術作品を愛でる
優雅な時間を過ごすことができると、
楽しみにしてきました。

「画廊 大観の間」では、その名の通り、
横山大観の「杜鵑(ほととぎす)」などを間近に見ることができ、
中島千波「臥龍桜浪漫」の荘厳なほどに桜の美しいさまに感動!
まるで美術館さながらの展示品の数々に、圧倒されそう。
時には本物のアートに向き合い、じっくりと過ごすことも
心を豊かにする大切な時間なのだと改めて思いました。

大観の間
フレンチコース(夕食)
男湯

夕食は、飛騨牛を存分に味わえるフレンチコース。
三つの温泉をゆったりとめぐり、お肌もぴちぴちになったところで
ふかふかの布団に飛び込む幸せな瞬間!
旅の疲れが、まるでとろけていくようです。

下呂温泉 水明館
住所/岐阜県下呂市幸田1268 TEL/0576-25-2800

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3日目 足湯と朝市、下呂温泉散策
下呂温泉風景
足湯
温泉寺
いでゆ朝市

朝食を食べたら、のんびり下呂温泉街散策です。
にぎわうメインストリートには、無料の足湯があちこちにあり
みんな、思いおもいに憩いのときを過ごしていました。

古くは飛騨街道の湯之島宿としてにぎわった街道から伸びる
小路をゆけば、湧き出す温泉の音が聞こえ、情緒たっぷり。
「温泉寺」の本堂前にある「湯薬師如来尊像」からは
なんと温泉が湧き出しているのも興味深々です。

境内から下呂の街並みを一望しつつ、深呼吸。
閑静な佇まいで、心癒やされるようです。
「下呂温泉合掌村」まで足を伸ばすと、 毎日、「いでゆ朝市」が開かれており、
特産品のトマトやブルーベリーの加工品をはじめ、
飛騨下駄などの工芸品もずらりと並んでいました。
お土産を買ったら、いよいよ美濃焼の本場・多治見市へ出発!

下呂温泉観光協会
住所/岐阜県下呂市森922-6 TEL/0576-24-1000

ルートマップ

大自然の造形美を眺めつつ、名物「朴葉すし」
飛騨川
朴葉すし 石博物館

飛騨川を眺めながら、1時間20分ほど走ったところで休憩。
「道の駅 ロックガーデンひちそう」は、
飛騨木曽川国定公園「飛水峡」を一望できる
風光明媚な道の駅です。
大自然が作りだした造形美の中には、
国の天然記念物「ポットホール(甌穴・おうけつ)」が
800個以上という世界的にも大変貴重な渓谷だそう。
美しい風景を前に、ベンチで昼ご飯としゃれこみましょう。

名物「朴葉すし」は特産の白川茶を酢飯に
混ぜ込んだ郷土料理。
さわやかな酸味で、いくつでも食べられそう!
「日本最古の石博物館」が隣接しているので
20億年前の日本最古の石や40億年前の
世界最古の石など太古のロマンにふれるひとときも
お薦めです。

土に向き合い、伝統の美濃焼を作る

美濃焼作り体験

国道41号から248号へ約50分走ったら「虎渓窯」に到着。
街の喧騒を離れた岡の上に、静かに工房が佇んでいました。
桃山時代より志野・織部・黄瀬戸などを生み出した伝統の美濃焼を
恐れ多くも自分で作ってみようという魂胆です。
先生に案内され、生まれて初めてのろくろ体験。
湯のみや茶碗、カップなど自由に選んで作れる中で、
希望したのは少し大きめの「菓子皿」。
とりあえず、度胸だけはあります!

「虎渓窯」 作業場
ろくろ体験

ゆっくりとろくろが回り始め、いよいよ作陶開始。
冷たい陶土に指を当てると思いのほか固く、指を当ててくぼみを
作ろうにも、ろくろに手を持って行かれて 思うようにいかず、四苦八苦。
先生は「大丈夫ですよ」と時々、手を添えて直してくれる。
一定の厚みに伸ばしていくことさえ、できない。
ろくろが回るたびに、内へ、外へと土が揺らぎ、生き物のよう。
やがてろくろの動きに呼吸を合わせて、土に指を添えていけば、
自然に土が伸びていくことが分かり、ろくろとついに意気投合。
「思い通りに作ろう」とする一方的な作業ではなく、
「土と一緒に生みだす」という感覚なのかもしれないなぁ、
などと考えているうちに、少しずつ脳裏に描いた
シンプルな菓子皿のカタチが出来上がっていきました。
先生が「上手ですよ~」と声をかけてくださる中、
最後に高台を切り離すときに、土の重みで指のカタチにぐにゃり!
「いい味が出ましたね」と言っていただき、ちょっと照れる。

菓子皿完成!

約20種類の釉薬の中から、選んだのは大好きな「青織部」。
整然としたカタチを持ち味とする焼き物を選ぶとは、
やっぱり恐れ多いのだけれど、深い緑の色がどう出るか
焼き上がりがとても楽しみ!
古来から受け継がれてきた伝統を体験し、
世界にたった一つだけの宝物を手に入れ、
心からの充実感を感じながら、帰路へ。
「豊かな暮らしとは、日々の暮らしの中で、自ら作りだすもの」
そんな答えを旅の終わりに見つけました。

1点ものの器
虎渓窯
住所/岐阜県多治見市住吉町2-29 TEL/0572-22-0129

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名古屋小牧空港に到着
名古屋小牧空港を出発、福岡空港に到着

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上記FDA便の運航時刻は、2011年4月1日以降のダイヤを参考にしています。
最新情報は各自でご確認ください。

路線・時刻表

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