出雲 いずもまがたまの里伝承館



出雲空港から車で約25分、美肌の湯で名高い『玉造温泉』にほど近い国道沿いに建つ『いずもまがたまの里伝承館』。古来より玉造の地では良質なメノウが産出されたことから、勾玉が作られてきました。同館では、今では全国で唯一となった“出雲型勾玉”を伝承しています。出雲型勾玉とは、ふっくらと丸みを帯びた均整の取れた形が特長で、出雲大社や宮中に献上されてきた由緒を持つ伝統工芸品。工房では、職人がひとつ、ひとつ手作業で磨き上げてゆく勾玉づくりの行程も見ることができます。また、勾玉作り、アクセサリー・ストラップづくりほか、楽しい体験メニューもそろっているので、自分自身への旅土産作りに挑戦するのもおすすめです。


重さ75.45㎏もの日本一の出雲型勾玉。巨大な青メノウで作られており、健康と魔除けを意味するという。自由に触れることができるのでご利益をいただこう


(上) 勾玉の歴史や天然石が持つパワーを知ることができる『勾玉ミュージアム』を併設。玉造で産出された希少なメノウの原石や美しい装飾品の数々に触れ、古代へ思いを馳せよう
(左) メノウ細工職人に指導してもらいながら、出雲型勾玉作りにチャレンジしよう。蝋石という軟らかな石を磨いて、およそ1時間で完成できる。唯一無二の勾玉で運気もアップ!?