新潟土筆

新潟の郷土料理「のっぺ」。サトイモなどの根菜や鶏肉を炊き、合わせだしを含ませた煮物で、冷やして提供される。
「酒処新潟の吟醸煮物
“のっぺ”が食べたい」
新潟の割烹や居酒屋で定番なのが、冷やして提供される“のっぺ”と呼ばれる煮物。たっぷり作った大鍋から、さっと小鉢に盛り付けて提供されるご当地“とりあえず”である。
具材は里芋をメインに、人参、コンニャク、鶏肉など、彩も鮮やかなら栄養も豊か。さいの目に切りそろえて湯通しし、だしに浸して一晩じっくり旨味を含ませる。秋はキノコ、冬は鮭など季節で具材も変化する。
越後美肴吟醸処を謳う『新潟土筆』の“のっぺ”は、少し濃いめに仕立てた合わせだし。これがまた酒によく合うのだ。

「季節のお刺身盛り(写真は春)」。とろりと甘い佐渡産ナンバンエビなど、地物を中心に旬の魚介を提供。

駅前の通り沿いに立つマンションの1階。店内はテーブル席とベンチシート、カウンター。出張族のリピーターも多い。
新潟土筆
住所 | 新潟県新潟市中央区弁天3-3-5新潟マンション106 |
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TEL | 025-243-4599 |
営業時間 |
11:30~14:00 17:00~23:00 |
定休日 | 日曜・祝日(月曜祝日の場合は日曜営業) |
※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.13号(2015年3月発行)掲載時のものです。