エノテーカ ピンキオーリ

名古屋駅前の高層ビル“ミッドランドスクエア”42階からの見事な眺望が、贅を尽くした料理とワインの味を引き立てる。特別な日におめかしして出掛けたい。
「地上200メートルでいただく
至高のトスカーナ料理」
ここは、ソムリエのジョルジョ・ピンキオーリ氏が、世界初の女性三ツ星シェフであるアニー夫人とともに始めた店。トスカーナ・フィレンツェ地方の伝統に革新のエッセンスが加わった料理とワインの最高のマリアージュが味わえるイタリアンだ。
食前用のグラス・ワインを傾けていると、小鳩の胸肉を使った前菜が運ばれてきた。絶妙に焼き上げられたローストと、フォアグラに野菜を合わせたパイ包み焼きがひと皿に美しく盛られている。至福の一皿を、この店では地上200メートルからの眺望とともに味わうことができる。
美しい夜景。選りすぐりのワイン。感性が光る料理……。
酔わずにはいられない夜が始まった。

10,800円コースの一例。手前より、ローストした小鳩の胸肉と、鴨のフォアグラ、ホウレンソウ、イタリア米をパイで包んだ前菜。コースを締めくくるフランボワーズのビスコット、ココナッツのエスプーマ、ライチのソルベが並ぶデザート盛り合わせ。色鮮やかで美しく、崩すのが躊躇(ためら)われる。

ワインの収集家でもあるピンキオーリ氏。ご自慢のワインセラーには、数えきれないほどのワインが並んでいる。1973年にアニー夫人とともに始めたワインバーがこの店のルーツだ。
住所 | 愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1ミッドランドスクエア42F |
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TEL | 052-527-8831 |
営業時間 |
11:00~15:00(OS13:30)、17:30~23:00(OS20:30) |
定休日 | なし |
※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.15号(2016年3月発行)掲載時のものです。