静岡 お食事処 うな瀬

サクっと揚がった「あじフライ」はゴマソースでいただこう。刺し身、握りずしなど、アジづくしの「あじな御膳」 1,400 円と、フライを 2 倍味わえる「あじフライ定食」 1,000 円が人気

　活気あふれる近くの北川漁港で水揚げされたばかりの海鮮と、ウナギ料理を味わうなら「お食事処 うな瀬」。この店は、とにかく客のわがままを満たしてくれる心遣いがいい。数あるメニューの中でも人気なのが、脂が乗った新鮮なアジの「あじフライ」。一口食せばサクサクのフライの中から、まるで魔法をかけたかのように、ジューシーなうまみが勢いよく飛び出してきます。その他、春にはホタルイカ、夏から秋には高級ブランド「稲取金目鯛」が旬を迎えるなど、年間通して相模湾の魚を、その時々の一番うまいレシピで食べさせてくれる気の置けない名店です。

伊豆の名産・本ワサビをたっぷりと添えて、思いっきりかき混ぜて食べたい「まぶし丼」 1,800 円。特製だしをたっぷりと注ぎ、お茶漬け風にいただくのも捨てがたい

　継ぎ足しながら永年守り続ける秘伝のタレで、店主が丁寧に焼き上げるウナギの蒲焼。それをネギ入りご飯が隠れてしまうまで贅沢にたっぷり盛り付け、豪快に混ぜ合わせて食べるのが名物「まぶし丼」です。時季により変化するウナギの質によって、蒸し方や焼き加減などを変えるというこだわりが、県内外の食通を引き付けて止みません。秋口になれば身も皮も軟らかく、脂が乗り切った新物「新仔ウナギ」が登場し、うまさも格別です。地魚とウナギ、どちらを頼むか “究極の選択”はお好み次第。