静岡 うなぎ専門 石橋

ご覧の通りのド迫力！蒲焼きを半分食べるころには、ご飯が空になること請け合い。注文時には大盛りご飯にするのがお薦め。「うなぎの一本焼き定食」 2,450 円

　食通たちに「回り道をしてでも立ち寄りたい」と言わしめるのは、「うなぎ専門 石橋」。こだわりのメニューは、ウナギの頭から尻尾まで丸ごと味わえる「うなぎの一本焼き定食」のみの“一品勝負”。特上や並みなどの種類もありません。「うちはざっくばらんなうなぎ屋で、仮に社長と社員が一緒に来ても、みんな同じものを食べて欲しいから」と、店主。“関東風”に背開きにしたウナギを、“関西風”のとろりと甘辛いタレで丁寧に焼き上げた蒲焼きは、まるで日本列島の“へそ”に位置する静岡を象徴したかのよう。大満足の“一本”です。

「うなぎ専門 石橋」唯一のサブメニューが、「うなぎ肝の串焼き」 1,750 円。大きなウナギ串にたっぷりの新鮮な肝を刺して焼くこと 40 分。 1 日 3 本限定の究極の贅沢を

　その大きな蒲焼きが、皿からはみ出てしまってもご愛嬌。蒸さずに焼いているため、皮はパリっとした食感で身はふんわりと軟らか。蒸さないので風味を落とすことなく、脂が乗ったウナギそのままのうまみを存分に楽しめます。そのおいしさを支えるこだわりの食材は、全国屈指の名産地・静岡ならではの肉厚ウナギ。ブランド産地として知られる吉田町で、養鰻を営んでいた先代のこだわりを現店主の 2 代目が受け継ぎ、うなぎ店が多いといわれる静岡の中でも、“味よし、ボリュームよし！”と、何度でものれんをくぐりたくなる名店です。