札幌 三海の華

地元でなければ味わえない新鮮なニシンの刺し身。道産子でなければお目にかかれない品をリーズナブルにいただける

　北海道最大の歓楽街“すすきの”のど真ん中に抜群のコストパフォーマンスで人気を博す「三海の華」。北海道を囲む日本海と太平洋、オホーツク海という三つの海の魚介を低価格で制覇したといわんばかりの品ぞろえと活きの良さで、多くの食通たちも足繁く通う店です。なんと言っても道内産の殻付きカキや生ニシンの刺し身など、産地でなければ味わえない食材ばかり。海のミルク・カキはトロンと濃厚でプリップリ！ニシンはコクのある脂をさらりと味わわせてくれるあたり、大将の手腕を感じさせる店です。

どのネタも申し分ない旨さ。イカゲソ（1貫）65円、タコ（1貫）130円、活ホッキ・活ツブ（1貫）238円。回転すしよりも安いネタがある！

　メニューを眺めてみると、各種の刺し身や「活タコ焼」などの一品料理は、なんと648円から、多彩なネタがそろうにぎりは1貫65円からとあって、気が大きくなって次々に注文してしまいそう。旬の地魚のほか、イカゲソやタコ、活ホッキ、活ツブなどの魚介がおすすめ。噛めば噛むほど、旨みが口の中にあふれ出し、北海道の食材の持ち味を存分に堪能できます。ウニやタラバなど、北海道でぜひ押さえたい一品と併せて、ちびりちびり。カウンター席を陣取り、地酒を片手に食べたいネタを摘みながら飲む“鮨呑み”と洒落込むのもいいものです。