札幌 めんめ

ざるに入ったてんこ盛りの素材の中から品を選び、店の真ん中にドカンとある炉端で焼き上げる。目の前で炉端焼きの醍醐味を楽しもう

　札幌アーケード街の「狸小路市場」内にある炉端焼き店「めんめ」の暖簾をくぐると、北海道の選り抜いた食材がズラリ！地元の常連客はもちろん、全国からファンが足繁く通っています。17時のオープンと同時にカウンター席は満席に。お客が山海の幸を自ら選んで、炉端で職人に焼き上げてもらいます。脂を滴らせながら焼き上がった“メンメ”（キンキ）を食すると、素材の甘みと脂の旨みが相まって至福の味わい。自分が注文していない食材が目の前で焼き上がっていくのを目の当たりにしたら、「私も次はそれ！」と注文せずにはいられません。

とても大ぶりな「真“タチ”（マダラの白子）昆布焼き」。そのなめらかな舌触りが、何とも言えない一品。北海道まで来てこれを食べない手はない！

　北海道の居酒屋では大人気の冬の名物“タチ”（マダラの白子）。アルミホイルの中に昆布をのせて蒸し焼きされた“タチ”を頬張ると、プリプリとした食感で臭みも無く、噛んだ瞬間にクリーミーで濃厚な味が口いっぱいに広がります。スダチと塩をかけると、さらに甘さが引き立ちコクが広がって、お酒を飲んで一口、また飲んで一口。「うま～い！」とついつい叫んでしまいそう。他にも、名物「めんめの酒煮」はもちろん、炭火の上で踊る北海シマエビや採れたて新鮮なグリーンアスパラなど、“山海の北海道”を盛りだくさんに楽しめます。