新潟 和旬料理 まろぎ

「甘鯛とカブのお吸い物」1,500円。とろみのあるスープは、甘鯛、すりおろされたカブ、水菜、聖護院大根など素材のうま味が凝縮されている

　新潟駅（万代口）より車で10分、新潟一の繁華街古町にある「和旬料理 まろぎ」。ここでは新潟の新鮮な素材を用いた一品料理を気軽に楽しめます。おいしさの秘密は、店主の食材へのこだわり。気に入った素材が新潟で生産されていない場合は、地元の農家さんと話し合いを重ねて生産を開始するほどです。そうして生産された聖護院（しょうごいん）大根を用いて作ったのが、店主おすすめ「甘鯛とカブのお吸い物」。大根は甘く、口当たりまろやか。淡白なカツオだしが大根の甘みをさらに引き立てます。

「ズワイガニと黄菊の砧巻」1,200円。芋茎は、大ぶりで粘り気の強い里芋の茎を使用。店主自ら収穫する山菜や筍の季節など四季折々の味わいもお楽しみに

　黄色や紫の菊を食す習慣のある新潟県。その香りや食感を楽しんでもらいたいとの思いで作り出されたのが「ズワイガニと黄菊の砧巻」。酢でしめられた黄菊、佐渡沖で水揚げされるズワイガニ、五泉市で収穫された芋茎（ずいき）などを大根でぐるりと巻いて、越後山海の新鮮な珍味をギュギュッと凝縮！淡い朱色のズワイガニはまるで花びらのようで、見た目にも繊細でかわいらしい。添えられた酢みそをちょちょいと付けていただくと、シャキシャキの黄菊とぷりっぷりのズワイガニが弾け、甘酸っぱい味が口いっぱいに広がります。