熊本 湯の児スペイン村 福田農場

芦北の特産である「アシアカエビ」が、贅沢に乗った福田農場名物「パエリアランチ」1,050円（平日のみ）。自家農園のフルーツワイン「サングリア」やサラダなどがセットに

　“エコ都市”水俣の観光リゾート「湯の児温泉」に程近い「福田農場」。使わなくなったミシンの足を利用してテーブルにしたり、酒だるを切って花鉢するなど、古いものをリサイクルした味わいのある空間が魅力です。レストランでは、地元の魚介類をふんだんに使ったシェフご自慢の「パエリア」が人気。米やサフランなど、水俣産の食材を鉄鍋で炊き上げています。新鮮な魚介とニンニクの風味が病みつきになる逸品！晴れた日はオープンカフェで不知火海を望みながら、「パエリア」と自家農園のワインを楽しんでみませんか？

不知火海の海の幸を一堂に楽しめる「不知火海鮮太平燕」800円。魚介のうまみがにじみ出たスープは、思わず丼を持ち上げて飲み干してしまう絶品だ

　スペイン料理もさることながら、熊本ならではの郷土料理も楽しみたいもの。そんな方は水俣でしか味わえない「不知火海鮮太平燕」をどうぞ。「太平燕」は、熊本でおなじみの“春雨スープ”。そこに不知火海産の色鮮やかな魚介類が盛り込まれ、まずはそのボリュームにびっくり。新鮮なエビのぷりぷりとした食感や、イカやアサリなど、旬のうまみを存分に味わうことができます。バレイショとデンプンから作られる春雨は、モチモチとした食感でスープとよく絡むのが特長。つるっとしたのど越しに、思わずはしが止まらなくなりそうです。