鹿児島 薩摩地鶏 とりはな

「鶏刺し」は、薩摩地鶏のうま味を堪能できる一品。この一皿で500円という価格がなんともうれしい。ショウガしょうゆにチョチョンと付けていただこう

　「比内鶏」「名古屋コーチン」と並ぶ日本三大地鶏の一つ「薩摩地鶏」。鹿児島の大自然の中で育てられた鶏は、身が引き締まり、コク、うま味がギュッと詰まっています。「とりはな」は、地鶏を使ったメニューが豊富にそろう「薩摩地鶏」の専門店。中でも、ぜひ味わってほしい「鶏刺し」の凝縮された甘みとうまみは、芋焼酎に合うこと請け合いです。また、「鶏刺し」をさっと湯にくぐらせてポン酢でいただく「地鶏のしゃぶしゃぶ」は、鶏のコクが際立ち、これまた美味。他にも、鮮度が命の「レバー刺し」、「砂ズリ刺し」も、ご当地ならではの醍醐味です。

子どもから大人まで人気の「チキン南蛮」は、このボリュームで1皿500円！　「ぴりからチキン南蛮」550円もお薦め。いずれもテイクアウトOK

　店の一番の人気メニューは「チキン南蛮」。どのテーブルでも、一皿、二皿と注文が入ります。軟らかくてジューシーなモモ肉の上にかかっているのは、自家製の甘酢とタルタルソース。鹿児島ならではの甘口の味付けで、一人でいくつも食べてしまいそう。また、この店の人気の秘訣は、“小人数にうれしい量と価格” にもありました。「焼き鳥炭火焼1本100円から」「鶏の軟骨揚げ450円」「砂肝ピーマン炒め450円」「とり皮ポン酢350円」など、お一人様や小人数でもいろいろな鶏料理を存分に味わってほしいという、店主の心意気が感じられます。