鹿児島 漁師居酒屋 源三郎


旬の魚てんこ盛りの「お刺身7点盛り」1,600円。このボリュームで驚きの価格。その日獲れた魚種がそのまま刺し身になるので、リアルなご当地魚を楽しめる

鹿児島中央駅からアーケードでつながる中央駅一番街の中で、ドシンと構える水槽が一際目を引くのは「漁師居酒屋 源三郎」。店名の「源三郎」とは、種子島にいくつもある漁場の名前の一つで、地元・種子島を離れ京都で板前をしていた店主と、同郷でイタリアンシェフの従兄弟が切り盛りする居酒屋です。 従兄弟同士の二人が種子島に帰れば、漁師に変身。それぞれの祖父母や店主の父親もまた現役漁師で、朝獲れた魚はすぐに船で鹿児島港まで運ばれ、午前中のうちに店頭の水槽の中へドボン。そして、その日のうちにメニューに登場するのです。

写真は「黄ホタ(ウメイロ)の唐揚げ」700円。しっかりとした分厚い身をほぐしながら、種子島の黄金千貫で仕込まれた甘みある「島乃泉」や、優しい口当たりの「南泉」ともにいただきたい

種子島や屋久島近海で釣り上げられた魚は、身が厚く脂の乗りも違うと評判で、鹿児島市内でも人気を博しています。調理法は、刺し身や塩焼き、空揚げなどがメインで、いたってシンプル。あまり手をかけないほうが、素材の旨みを楽しめるのです。そのシンプルな料理に、種子島仕込みの芋焼酎を合わせていただきます。 また、この店には種子島出身の常連客も多く、ご当地の言葉が飛び交っています。まるで、種子島で酒を酌み交わしているような臨場感たっぷり。酒も魚もそして雰囲気も、とことん種子島を楽しめるお店です。

ホタテやサザエなどの貝類は、少し火を通すと甘みが増す!刺し身と焼きの両方で楽しむのもおすすめ
TEL | 099-251-2078 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 日曜 |
駐車場 | なし |
住 所 | 鹿児島県鹿児島市中央町24-17 |