福岡 彌助すし

「ひたん寿し」1,260円は、ランチもOK。イチゴの握りは、イチゴ大福に似た味わいで、デザート感覚でいただけると好評の一品

　日田を訪れたら新名物「ひたん寿し」を食すべし。「ひたん寿し」は、日田発祥の「たか菜巻」を中心に、ヤマメのイクラやさまざまな旬の野菜をふんだんに使った創作すし。「彌助すし」は、その「たか菜巻」をあみ出した店です。
　季節ごとに変わるネタは、ヤマメやアユ、ウナギといった“水郷の町”といわれる日田ならではの川魚の他、トマトやパプリカ、シイタケなどなどの旬の野菜。中にはイチゴのすしという一風変わった握りもあります。ヤマメのイクラは弾力があって、プチっと弾けて口いっぱいにうま味が広がっていきました。

皿いっぱいの「鳥天」1,050円。これで一人前！？というビックリな量で登場。食べきれなかったら持ち帰ることもできる

　土産用にお持ち帰りもできる「たか菜巻」は、シャキシャキの長芋と納豆をご飯と高菜で巻いた、スタミナが付きそうな巻きずし。ご飯を巻く高菜漬けは、店で仕込むというこだわりぶりです。一本一本、大将が優しく丁寧に巻く「たか菜巻」は、言わずと知れた日田の名物となりました。
　そして忘れてはいけないのが、大分名物の「鳥天」。「地元ではよく食べる家庭料理だから、“名物”という感じではないんですけどね」と言いながら大将が出す皿の上には、鳥の天ぷらがいっぱい！味がしっかり染み込んでいて、お酒がよく進みました。