福岡 ぬか床の店 千束


ランチは魚と肉がありいずれも1,000円(税込)、夜は1,300円(税込)。魚はサバのぬか床炊きと山盛りのぬか漬け、小鉢数点、みそ汁、デザート付き。肉は豚の角煮

イワシやサバなど青魚の煮付けにぬか床を入れる郷土料理は、北九州の小倉で「ぬか床煮」や「ぬか床炊き」、「ぬかみそ炊き」などと呼ばれ、各家庭のぬか床で作られるおふくろの味として親しまれています。天神駅から車で約7分のところにある「千束」は、400年以上もの間、母から娘へとぬか床を受け継いできたぬか床の店。ぬか床は発酵食品。中には“ちづか菌”と名付けられた菌が息づいています。生ぬかに、山椒の実、唐辛子、ユズの皮、塩と“千束のぬか床”を混ぜ込んで、毎日空気を含ませながら混ぜて熟成させていくのです。
その生きたぬか床で煮たサバは、魚の旨みが深い味わいに、身は箸を入れるとほろほろ崩れるくらい軟らかく仕上がっています。季節の野菜をサラダ感覚で楽しむぬか漬けとともに、ランチや夜定食でいただけます。

カウンター席のほか、座敷席もあり全11席。昼の部は30食限定でなくなり次第終了。「ぬか床炊き(魚・肉)」の持ち帰り用もあり
TEL | 092-522-6565 |
営業時間 | 11:30~限定30食が売り切れるまで 18:00~OS21:00 |
定休日 | 土・日曜、祝日 |
駐車場 | なし |
住 所 | 福岡県福岡市中央区高砂2-9-5 |