リージョナルエアラインというコンセプトをご存知でしょうか。レガシーでもなくLCCでもない。そしてコミューター航空とも「違う」。と、私たちは考えています。比較的小型のジェット機（リージョナルジェット）を用い、都市間～主には地方都市・相互間～を高速で結ぶ航空会社。いったんそう定義づけましょう。

すると、様々な可能性が見えてきます。中でも着目したいのは、「地方と地方をダイレクトに結ぶ」の可能性です。現在の日本では、地方が抱える課題は確かに大きいと思います。しかし、持っている潜在力もまた、同じくらいに大きい。リージョナル航空には、そのポテンシャルを引き出し、後押しする可能性があるはずだ。可能性に挑戦したい。そんな思いから、FDAはテイクオフしたのです。

以来10年以上。状況は変化しても、「地方を結び、人々を結ぶ」ことへの強い思いは変わりません。そして、国内唯一のリージョナルであることへの自負も。ちょっと他にはない航空会社。FDAは、そんな存在を自認しています。

FDAのもうひとつの考え方に「マルチカラーコンセプト」があります。一機毎にカラーを変えた色とりどりの展開（世界でもオンリーワンのようです）。人材に関しても同様です。様々な個性が集まって切磋琢磨しあい、しかし全体としては、しっかりと同じベクトルで飛翔する。そんな風土を理想と考えています。

だから、航空会社らしく「航空業界や航空機に高い関心がある」方も大歓迎なら、地方の活性化に興味があったり、具体的に学んでいた方にも、ぜひ参加して欲しいのです。航空会社の一員として必要な基本ライン～責任感や自己管理能力、チームワークへの対応力など～は、もちろん大切です。しかし、そこから先は、各々の個性を活かしながら仕事に向き合いましょう。単色に塗込められたような未来よりも、様々な色彩が開花する未来の方がいいとは思いませんか？ そんな彩り豊かな未来へと、「地方を・人々を結ぶ」仕事を始めませんか。