INTERVIEW04
総合職/運航技術
2013年入社
チームを結ぶ「ハブ」に。人間が相手の、ソフトな技術職です

安全運航は、何と言っても、航空会社にとって最優先の事柄。
国の法制度においても様々な規定が設けられています。
運航に関するマニュアルを定め、許可を得ることもその一つです。
目的地まで安全にお客様をお届けする。
この最大のテーマに向けて、操縦・オペレーションはどのようにあるべきか。
一つひとつを検証しながら、自社マニュアルに落とし込んでいくことが、私たちの仕事です。
飛行機というハード。人が担う運航というソフト。両者を、技術で結びます。

My Story

運行技術のマイストーリー01
パイロットの操縦の基本となる自社マニュアルを、
安全運航に向けてバージョンアップしていく仕事。
細部を見ていくと、実は、パイロットの操縦もクルマの運転と同様に一人ひとり違います。経験や考え方、技術によっても異なってくる各自の「飛び方」を、自社マニュアルの中に、規定に沿った状態で矛盾なく収めていく。この過程を通じて規定と個性のバランスを保ち、安全運航に向けた技術的サポートを担うのが、運航技術の仕事です。したがって、様々な情報を集約し、関連部署や関係機関と連携をとることになります。例えば、航空機メーカーからは、機体に関するインフォメーションが定期的に共有され、時には緊急を要する情報が入ることもあります。数々の情報を分析・総合し、自社マニュアルにどう反映するか、パイロットにどのように伝えていくか。安全運航を担保する上で、技術的な「ハブ」ともいうべき役割を果たすのです。技術を中心に置きながら、「人を相手に」コミュニケーションを図る仕事です。
運行技術のマイストーリー02
昔から乗り物が好きで、「空の仕事」にも大きな関心。
両親がFDAでの旅行を喜んでいたことも、良いきっかけに。
以前は旅行会社に勤務しており、個人向けパッケージ商品をインターネットで販売するセクションにおいて、販売システム構築の仕事に従事していました。システム部門ですから、どちらかといえば技術(この場合は情報技術)に向き合うのが主で、仕事への評価もインナーなものでした。ふと、「外部から見た」自分自身の評価が気になりだしたことがあって、転職のきっかけになりました。私は静岡出身で、鈴与グループのこと・FDAも設立当時から知っていました。そんな折、偶然にも両親がFDAを利用した旅行に行き、非常に喜んでいました。両親のこの「評価」も引き金になり応募。入社に至りました。もともと乗り物が好きでしたが、中でも誰もが持つ飛行機に対する期待や憧れ(時には不安)〜そのような思いをすべてひっくるめて応えていく。そんな大きな使命感もFDAからは感じられ、とても魅力的に映りました。

Question

仕事のことや気になるポイントを聞きました
Question01
具体的な運航技術の仕事とは?
航空機メーカーや部品メーカーから共有される、多種多様なインフォメーションやドキュメント。それらを私たちがいったん確認し、分析・判断して、必要と思われる部分をパイロットが使用する自社マニュアルに追加していきます。実際の現場での技術的なサポートも行いますし、現場で不具合が発生した場合は、その分析や対策も担います。
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Question02
なぜ自社マニュアルが重要なのですか?
航空機メーカーが発行するマニュアルやドキュメントは他の航空会社でも使用可能となるよう、標準的な内容が記載されております。FDAのビジネスモデルに合わせてカスタマイズされた航空機や就航環境に適した自社マニュアルを定めることで、より一層の安全運航が可能となるだけではなく、自社マニュアルを使用することで、イレギュラー発生時においても遅延や欠航を最小限に留めることを可能にするのです。
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Question03
運航技術の仕事はどんな人が向いていると感じますか?
何らかの技術的素養は必須。「飛行機好き」も大切かもしれません。研修や先輩からのサポートは厚いですが、飛行機の仕組みや操作方法などに興味があれば、知識・技術の習得もより早いはずです。問題発生に際し原因分析・再発防止をロジカルに考える能力や経験も重要です。加えて、機械や数字だけでなく「人が相手」にやりがいを感じる方、大歓迎!
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Question04
運航技術の職場の雰囲気は?
運航に精通したベテラン社員から成長著しい20代・30代の若い社員まで、和気あいあいとした雰囲気。周囲の人間と相談や確認をしながら仕事を進めています。パイロット、客室乗務員、整備士あるいは関連するスタッフがワンフロアにいるということは、大手航空会社では考えられないかもしれません。職種間のコミュニケーションが良く、一体感がある。この仕事にとっては重要ですね。
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Question05
あなたにとって「FDAならでは」と感じることは?
名古屋空港内オフィスでは、ワンフロアに全部署があります。アンテナを高く張ることができれば、直接関わらない業務のことも分かるし、会社の動きそのものも分かります。これは面白い。特に新卒の方の場合、ジョブローテ―ションが前提ですので、技術的にも多様な経験が積めます。航空会社としては画期的であり、働く側からも大いに歓迎ですね。
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Question06
 FDAを目指す人たちに伝えたいことは?
飛行機は飛んで当たり前。時間通りに着いて当たり前。何となくそんなイメージがあるかもしれません。でも、達成のためには、法律・規定の遵守も求められ、関わる全員が安全運航のために的確に職務を遂行する必要があります。責任は重く、それだけにやりがいのある仕事です。この基礎の上に、FDAの企業理念〜地方活性化の架け橋になる〜を追求していきたいですね。
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