2024年7月、FDAは就航15周年を迎えました。
コロナ禍を乗り越え新たな発展を迎えるこの重要な節目に、新たなスタートを象徴し、
さらなる成長を遂げるべく、FA(flight attendant)の制服を11年ぶりに刷新します。
客室乗務員が接客時に大切にしている「つなぐ × むすぶ」を体現し、地方との結びつきと、そこに関わるヒト・コト・モノを繋がりを大切にしたコンセプト。
独立系エアラインとしてのさらなる成長とプレゼンスを高めるため「洗練」「挑戦」「飛躍」を表現したデザイン。
お客さまとの心の距離を縮め、よりあたたかい・洗練されたおもてなしの実現。
コーポレートカラーである「ドリームレッド」を取り入れ、洗練されたスタイリッシュなデザイン。空の上でもストレスフリーで、機能性が高く、環境にも配慮した素材を採用。
唯一無二の航空ユニフォームであり、誰もが “FDA” のユニフォームであると分かるデザイン。
フォーマルなシーンのおもてなしからアクティブに動きを
必要とするシーンまで対応し、日本の地方と地方を結ぶ “FDA” ならではの、
お客さまの思い出に残るユニフォームを目指しました。
まず目に入るのは色。赤と黒は大変強く、黒だと強すぎる。
そこでチャコールグレーにこだわりました。
ナイーブなバックにチャコールグレーがあるから、
どんなに強い色を持って行ってもエレガントになる。
品のある強さにしました。シルエットに関してはアシンメトリーなデザインを採用しました。
左右で異なる見え方がすることで、動きがあり、変化を感じさせます。
アンバランスな面白さや、さりげなく非化学的な大人の格好良さを出しています。やさしく印象的で、座ったり、ひざまずいたり、動いても安心なデザイン。
自分が気になるとサービスに集中できない。
仕事がしやすいということもデザインの一つだと思います。
未来に向かう垂直のベクトルを全身に纏うデザイン。
尾翼の形をモチーフにした胸元やトップスの襟のカッティングで、
日本らしいアシンメトリーなデザインを構築。
コーポレートカラーのレッドを基調とし、
汚れ防止やスタイリッシュさを演出するチャコールグレーとのコントラストが、
コシノジュンコの“対極の美”とユニフォームの架け橋となりました。
カットソー着用時に気になる、乗務中の動作時における脇、胸元の見え方や、着席時のベルトハーネスの当たり具合などを検証しました。
「エコディア®PET」は、サトウキビ廃糖蜜を粗原料とする植物由来エチレングリコールと石油由来テレフタル酸を重合した、部分植物由来ポリエステルの繊維です。
従来の石油由来100%のポリエステルと 基本的な品質・性能は同等に、植物由来原料を使用しています。 2015年には、植物由来の再生資源を粗原料とした合成素材としては世界で初めて「タイプI環境ラベル」に 認定。
環境マネジメントの標準規格であるISO 14020、JIS Q14020やISO14024、JIS Q14024に 適合した、持続可能な低炭素社会の実現に貢献する次世代素材です。
大阪府岸和田市出身
今後の「FDA」に期待していることは。
地方と地方をつなぐ直行便は今後重要な役割を持つと思います。
日本には多くの素晴らしい地域がありますが、これらの地域を直行便で結ぶことで、地方の魅力をさらに引き出すことができるでしょう。
そこでこういう制服を着た人が降りてくると、日本は変わったなという感じがしますし、地方こそ元気だな、と見える。すごく大きなメッセージになる。
インパクトがある組み合わせというのは、一度見たら忘れないと思うんですね。
他のエアラインとはちょっと変わった、世界に誇る楽しいユニフォームになればいいなと願っております。