ありがとう 4号機
thankyou
4号機
EMBRAER 170 / JA04FJ
2024.3.9
green plane

2010年10月、空港から大空へと初めて羽ばたいていったグリーンの機体が眩しく輝く4号機。
約13年間の運航を終えて、2024年3月に退役することになりました。
空を飛ぶ姿は、「まるで信州の山々のようだ」と愛され、
2011年7月には長野県松本市から〝松本市観光大使〟として任命を受けた
飛行機史上初の大役を担った特別な一機でした。
地域と地域を結び、温かな交流を生んできた4号機。
皆さまへの感謝の気持ちを込め、退役イベントも予定しております。
大勢の方に愛していただいたことを胸に刻み、FDAの次の未来につなげていきたいと思います。
たくさんの応援、ありがとうございました。

MESSAGE

4号機との思い出・メッセージ

退役することになった4号機との思い出やメッセージをInstagram、メールフォームから募集しております。
ぜひ皆様、ご応募お待ちしております。

応募期間 2024年3月31日まで(応募は終了いたしました)

応募方法

STEP1

●X・TikTok・Instagramで応募
各SNSでハッシュタグ「#ずっと大好き4号機」を付けて、4号機との思い出やメッセージを投稿してください。

X TikTok Instagram

●メールフォームから応募
下記応募ボタンから、4号機との思い出やメッセージを投稿してください。

STEP2

sample

●この特設サイトにて思い出・メッセージをご紹介
Instagramとメールフォームで応募の中から思い出やメッセージを抜粋して特設サイトに紹介します。

THANK YOU!

たくさんの思い出・メッセージをありがとう!

スタッフからの思い出・メッセージ

高知空港支店 / NAさん

MESSAGE

時々機嫌を損ねる困ったちゃんでしたが、北の町から南の町までよく頑張りました。お疲れ様でした。

客室乗員部 / ANさん

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他のSHIPと仕様が違う為、導入当初は覚えるのが大変でした…。4号機の独特な臭いも、今となったらいい思い出です♡
今までありがとう!!

運航乗員部 / HSさん

MESSAGE

FDA機長として初めてのFLTがこの4号機でした。4号機は独特でしたね。Lavatoryの床が板張り!! 少し気取ってるようで好きでした。
初便の福岡往復、忘れません。ありがとうございました♪。

整備部 / RSさん

MESSAGE

FDAのみならず、世界規模でも古参機な04FJ。
長らくお疲れ様でした!

客室乗員部 / EYさん

MESSAGE

私が入社した当初、3号機までしかなく、初めて迎えた新機が4号機でした。
初の中古機ということもあり、4号機が到着したのち就航前に、社員みんなで清掃をしたことを覚えています。そんな思い出深い4号機がFDA初の退役機となることは非常に寂しいですが、お疲れ様と感謝の気持ちを込めて送り出したいと思います。
長い間お疲れ様でした!たくさんのお客様を無事に運んでくれてありがとう!!

運航部 / YMさん

MESSAGE

新しいことをする時には、いつも「4号機、どうする?」と個別調整や様々な試行がありました。他部署の仲間とも沢山話をする機会を与えてくれた4号機に感謝しています。そのおかげで、今の自分がいると思ってます。
ありがとう、4号機!

訓練審査部 / AYさん

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12年前、私が訓練生の時に実機訓練で最初に乗った実機が4号機でした。 そして限定変更実地試験も4号機でした。 おかげさまで無事に試験に合格できました。ありがとうございました。 長い間、FDAで悪天候やトラブルもたくさんご経験されたと思いますが、私たちと一緒に最後まで安全運航を全うしてくださり、本当にありがとうございました。 ゆっくりと翼を休めて下さい。

客室乗員部 / AMさん

MESSAGE

4号機は私がFDAを知るきっかけとなった飛行機です。 信州出身の私は子どもの頃、FDAの飛行機といえばいつも頭に浮かんでくるのは1号機のドリームレッドではなく、当時松本市観光大使だった4号機のグリーンでした。 入社後は仕様の違いから覚えることが多く、苦労しましたが、長年にわたり、たくさんの思い出をありがとうございました!

シミュレーター事業部 / YMさん

MESSAGE

私が当時の整備部技術グループに所属していたころ4号機が導入されました。 これまでの3機とは異なり新品ではありませんでしたが、鮮やかなグリーン色の4号機に生まれ変わった機体は、当初から特別な存在感を放っていました。長野県民の皆さまをはじめ沢山のファンから愛され、幸せな飛行機人生を送ることができたのではないかと思っております。4号機の退役はとても寂しいですが、当時の思い出と共に、忘れられない記憶として心に残りつづけます。

営業戦略部 / YAさん

MESSAGE

当初4号機はチャーター便で全国を飛んで頑張ってくれていました。 私が初めてFDAに搭乗したのも4号機でした。思い出いっぱいの4号機です。

シミュレーター事業部 / YMさん

MESSAGE

私が当時の整備部技術グループに所属していたころ4号機が導入されました。 これまでの3機とは異なり新品ではありませんでしたが、鮮やかなグリーン色の4号機に生まれ変わった機体は、当初から特別な存在感を放っていました。長野県民の皆さまをはじめ沢山のファンから愛され、幸せな飛行機人生を送ることができたのではないかと思っております。4号機の退役はとても寂しいですが、当時の思い出と共に、忘れられない記憶として心に残りつづけます。

HISTORY

4号機の歴史

2010/07/23

カラーリング発表

2010/09/24

領収検査

2010/10/08

アメリカを出発

2010/10/12

富士山静岡空港に
到着

2010/10/14

安全祈願祭

2010/10/17

運航開始

2011/03/19

被災地救援特別便

2011/07/15

松本市観光大使
就任

2016/10/06

松本市観光大使
引継ぎ

2017/01/18

ランディングギア
交換

2024/01/30

お化粧直し
(リペイント)

2024/02/02

社員有志による
機内清掃

2024/03/03

ファンと退役記念
イベント

2024/03/09

4号機ラストフライト

2010/07/23

カラーリング発表

2010年10月に導入を予定している4号機の機体カラーをグリーンと決定し、就航1周年の節目となる2010年7月23日に発表いたしました。
4号機カラーは、弊社ホームページ上で実施した機体カラー人気投票『Next Color?』キャンペーンにおいて最も人気を集めたグリーンを選定。地元・静岡のお茶や、就航先である信州の山々を連想させる鮮やかな発色となりました。
なお、就航1周記念年日にご搭乗のお客様には、タンブラー、うちわ、LEDライト付きキーホルダーなど、4号機カラーにちなんだ記念品を贈呈しました。

カラーリング発表

2010/09/24

領収検査

この4号機は米国リパブリック社より購入いたしました。
オハイオ州コロンバスで検査と改修作業を行い、ミシシッピ州グリーンビルでグリーンカラーに塗り直す作業を行いました。
現地で対応していた整備士からは「機体の内外ともに今の4号機の面影がなく、装備も色も違う状態だった。FDA仕様に変更されていく過程とグリーンに塗り直していく様子を見れたことは、唯一無二の経験だった。」と聞いています。

領収検査

2010/10/08

アメリカを出発

4号機グリーンの機体はアメリカを出発し、5日間をかけて富士山静岡空港に到着しました。
このときは『ポート・コロンバス国際空港(アメリカ合衆国)』、『セントジョンズ国際空港(カナダ)』、『ポンタ・デルガタ空港(ポルトガル)』、『アルメリア空港(スペイン)』、『ラルナカ国際空港(キプロス共和国)』、『ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)』、『ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港(インド)』、『マカオ国際空港(マカオ)』の8ヵ国を経由して、日本にやってきました。

アメリカを出発

2010/10/12

富士山静岡空港に到着

1号機=レッド、2号機=ライトブルー、3号機=ピンクに続く4号機=グリーンの機体はアメリカから5日間をかけて富士山静岡空港に到着しました。

富士山静岡空港に到着

2010/10/14

安全祈願祭

FDAと久能山東照宮は、2009年に初号機を導入した際に、久能山東照宮の神職を招いて安全祈願祭を行ったことをきっかけに、新機材導入時には欠かさず久能山東照宮の神職による安全祈願のお祓いを受けています。この日も富士山静岡空港にて、4号機の安全祈願祭を行いました。

安全祈願祭

2010/10/17

運航開始

4号機は2010年10月12日、基地空港である富士山静岡空港に到着後、就航に向けた整備を実施。2010年10月16日(土)、信州まつもと空港へデモフライトを行った後、10月17日(日)より路線投入し、運航を開始しました。

運航開始

2011/03/19

被災地救援特別便

2011年3月11日に東日本大震災が発生。
航空会社として何かできることはないかと考え、FDAの本社がある静岡県や静岡県医師会などと連携し、静岡空港から花巻空港へ、4月1日までの間、計5回におよぶ救援機を運航しました。
救援機として用意された最初の便が4号機でした。輸送物資が多く、すべての物資を貨物室に積み込むことができなかったため、客室にも積載しながら飛び立ちました。
花巻空港に到着したのは、すべての定期便運航が終了した22時頃でした。そのため、物資を運び出す人手が少なかったのですが、同乗していたFDAの社長を含め、社員総出で荷物を運び出しました。

被災地救援特別便

2011/07/15

松本市観光大使就任

4号機が松本市観光大使に就任。
松本市観光大使は、松本ゆかりの著名人らに観光資源をPRしてもらう狙いで2010年に制定されたタイトルで、FDA4号機が飛行機として初めて拝命し、アルプスの山々をイメージさせるグリーンの機体後部には松本市のマスコット・キャラクター“アルプちゃん”がマーキングされました。

松本市観光大使

2016/10/06

松本市観光大使の引継ぎ

2011年7月15日にグリーンの4号機が松本市観光大使に任命されていたが、2016年6月に同じグリーンで新造機の11号機が導入されたことから、10月6日に松本市観光大使の役目を4号機から11号機に引き継ぎました。
4号機のときと同様に、任命証のプレートが機内に貼られるとともに、松本市のキャラクターである「アルプちゃん」のデカールが機外に貼られました。

松本市観光大使の引継ぎ

2017/01/18

日本初!エンブラエルのランディングギア交換作業

2017年1月18日、FDAの格納庫で4号機グリーンのランディングギア交換作業を行いました。
実は、当時エンブラエル機のランディングギア交換作業を国内で実施したことがなく、FDAが日本で初めて実施することになりました。

松本市観光大使の引継ぎ

2024/01/30

お化粧直し(リペイント)

退役まで約1ヶ月ということで、鮮やかな機体カラーを取り戻すために、4号機の塗装をきれいにするお化粧直し(リペイント)をしました。
整備士が古い塗装を機械や手作業で丁寧に削ぎ落すサンディング作業を1日かけて行い、その後、塗装を行いました。
このリペイント作業により、領収したときの「まるで信州の山々のようだ」と愛されたグリーンカラーが蘇りました。

お化粧直し(リペイント)

2024/02/02

社員有志による機内清掃

FDA社員による4号機の機内清掃を実施しました。
当日は20名の社員が参加して、日常清掃では取り切れない汚れをきれいに落とすことができました。
ぜひご搭乗の際にはピカピカになった4号機にご注目ください。

社員有志による機内清掃

2024/03/03

ファンと退役記念イベント

2024年3月3日(日)にFDAメンバーズ会員を対象に「退役前のラストチャーター!JA04FJ 遊覧ツアー at 名古屋小牧空港」を開催しました。
約13年間、4号機のことを応援してくださったファンの皆さまとの貸切チャーター便で、約70分の富士山遊覧フライトをした後は、格納庫での機体見学会を行いました。コックピットでの記念撮影や機体メッセージ体験、機体のふきふき体験やアメリカでの領収検査の裏話などを楽しんでいただきました。
最後は機体の前で横断幕を持って、参加者とFDA社員で一緒に記念撮影を行いました。

ファンと退役記念イベント

2024/03/09

4号機ラストフライト

2024年3月9日(土)『出雲→名古屋小牧』線の運航でラストフライトを迎えました。
2010年10月より、FDAの翼として仲間に加わり、グリーンカラーの機体は「まるで信州の山々のようだ」と愛されてきました。
2011年7月には『松本観光大使』を任命され、飛行機として史上初の大役を担った特別な機体でした。
3月9日の運航終了時点で、FDAでの総飛行時間は30,848時間でした。日数に置き換えると約1,285日相当を飛行したことになります。
4号機、お疲れさまでした。

4号機ラストフライト