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じっくり煮込まれたおでんは見た目の黒さとは裏腹に薄味で、味噌を付けてちょうどよい塩梅に。1本80~350円。だし粉を振るのが静岡流。好みで振って楽しもう。地元の人に愛され続けて60余年。スープの黒さは継ぎ足しで受け継いできたその年月を物語っている。現在は三代目が店を切り盛り。ファンの声に応えて、昨年秋に二代目が東京銀座にも出店。静岡を愛する人とともに郷土の食を守り続け、今日もスープを継ぎ足している。

静岡

味の店 乃だや

「暑ぃ~日も
静岡はおでん!」

静岡では、どんなに暑くてもどんなに蒸しても、呑むなら“おでん”という人が少なくない。

県内随一の歓楽街からほんの少し外れた『七間町通り』。一本脇に入った静かな通りに、“静岡おでん”の名店『乃だや』はあった。

店の引き戸は、まるで“どこでもドア”。静かな通りから戸一枚隔てた店の中には、活気と笑いが渦巻いている。

カウンターの一番端にあるおでん鍋の前に陣取り、早速おでん一人前をお任せで頼む。牛すじから出たエキスでスープは真っ黒。ほとんど串しか見えない鍋の中から、コンニャクが、牛すじが、黒はんぺんが、にゅう~っと姿を現すや味噌つぼにドボンッ、ドボンッ、ドボンッ。

滋味を沁み込ませたおでん種に、少し甘めの味噌。これにビールがよく合うのだ。「お好みでだし粉をどうぞー」と勧められるままに、魚粉と青のりを混ぜた特製の粉を振りかけてみた。「やややっ、これは危険」。優しい味だったおでんが、だし粉ひと振りでほどよくジャンクな味へ一変し、ビール、ビール、コンニャク、ビールおかわりっ、牛すじ、ビール……と、無限ループが加速していく。

夏でも静岡おでん。納得した!

国内で桜エビが水揚げされるのは唯一静岡だけ。水揚げしたばかりの新鮮な桜エビを急速冷凍するので、捕れたての旨味と甘味をそのまま楽しめる。『由比産 生桜海老』750円。
静岡で“はんぺん”といえば、イワシやサバなど青魚で作られる“黒はんぺん”のこと。パン粉を付けてサクッと揚げたフライは、魚の旨味と風味が増し、ビールのアテにもってこい。『はんぺんフライ』1本120円。
「うちのじいさんが、マグロの刺し身に地元特産のわさび漬けを付けて食べていたことから生まれたメニューです」。ピリリとさっぱり、夏にうってつけ。『鮪(まぐろ)のつんつん和え』650円。

静岡

味の店 乃だや

住 所
静岡県静岡市葵区七間町16-10
TEL
054-254-2919
営業時間
17:00~23:30(OS22:45)(日曜、祝日は~23:00(OS22:15))
定休日
水曜

※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.16号(2016年7月発行)掲載時のものです。

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