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ポワソン(魚料理)は、『長崎県五島産キハタのポワレ』。供された皿から立ち上る甘美な香りに、ひととき酔いしれる。『ディナーコース』は7品7,500円。

静岡

ミクニ シミズ

「上質かつ多彩。
わざわざ、清水のミクニへ」

料理にはブームがある。新しい技巧、話題の食材、“最新”という名の旬を楽しむのも一興だ。だがブームを追いかけるだけでは情報の反芻のようで食の体験としては味気ない。東京『オテル・ドゥ・ミクニ』の系譜に連なる『ミクニ シミズ』の高橋昌宏シェフは、「本当のフランス料理を提供したいから」と、グラン・メゾンの老舗で修行の後、この店に入った。

地場の生鮮と中央市場、そして全国の生産者による希少食材を等距離で吟味し、その日一番いい素材でメニューを構成する。JR清水駅からタクシーで5分。遠方から足繁く通う常連客も多く、東京や各地の有名店と『ミクニ シミズ』を同じ基準で食べ比べて、「ここだ」と判断する。

この日のアミューズ(小前菜)は極小のエッグ・ベネディクト。トロリと流れ出る濃厚な黄身はフワリと香りを広げ、コースのスターターとして期待感を演出する。

そしてアントレ(前菜)はフォアグラ。それもジュレに包まれた鴨と表面をカリッと焼いたガチョウの2種。

ヴィヤンド(肉料理)も牛のフィレステーキとテールの赤ワイン煮込みの2種が盛られてくる。上質かつ多彩である。

デザートのアップルパイは「レストランだからこそできる仕事」で、酸味豊かな小粒種のリンゴにキャラメルをまとわせた焼きたての一品。最後までここでしか味わえない料理を満喫し、食べ終える前から次の来店予定を夢想してしまった。

この日のヴィヤンドは、国産牛肉のフィレステーキとテールの赤ワイン煮込みを一度に味わえる『牛肉の盛り合わせ』。
長野県産リンゴ、ピンクレディーの『アップルパイ』。生地から店で作り、デザートのタイミングに合わせて30分かけて焼き上げる。
大量のマッシュルームから煮出したエキスをベースにした『キノコのスープ』。ひと口ごとに顔がほころぶ。
『エッグ・ベネディクト』は、カリッと焼かれたマフィンが濃厚ソースと絶妙に絡みあう。
ハンガリー産鴨とガチョウのフォアグラの盛り合わせ。春に欠かせない食材であるフォアグラを食べ比べる贅沢。

静岡

ミクニ シミズ

住 所
静岡県静岡市清水区港町2-8-1
TEL
054-355-3920
営業時間
11:30~14:00(OS)、17:30~20:30(OS)
定休日
火曜

※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.15号(2016年3月発行)掲載時のものです。

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