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『カツオの握り』1貫270円。角がピンと立つ鮮やかな身は、生のニンニクの刺激に負けない弾力と独特の野性味。

高知

寿し和

「まっことえいぜよ
土佐の“おきゃくずし”」

高知空港から連絡バスで高知市内に入ったのは21時前。高知は店じまいの早いところが多いと聞いていたので心配したが、はりまや橋の近くでこぢんまりとしたすし屋を見つけた。土地の旬と地魚はすし屋に訊くに限る。

引き戸の小さなガラス枠から店内をのぞいてみると、カウンター席に若い女性客が二人と小上がりの奥にカジュアルな3人組。その光景に背中を押されて暖簾(のれん)を潜ってみることにした。 さぁ、“ひとり鮨”のスタートだ。

「地魚のにぎりを適当に。あと熱燗も」と注文し、ネタケースを眺めながら待つことしばし。真っ先に出てきたのは高知らしくカツオで、ヒメイチ、うなぎと続く。

「春ガツオに戻りガツオと、カツオの種類はいくつかあって、すしを握るなら……」と、大将の話はさりげなく深くて美味い。そしていつの間にか、隣に座る先客とカンパイ!

見知らぬ人と酒を酌み交わす高知独特の“おきゃく文化”は初体験だったが、こうなるともう“ひとりすし”ならぬ“おきゃくずし”だ。

高知のカウンターには“おきゃく”が待っていた。

『ヒメイチの握り』1貫324円。ヒメジとも呼ばれる白身魚は酢〆され、チカリと光る薄い脂をまとう。上品な味わい。
『うなぎの握り』1貫540円。うなぎの養殖が盛んな高知では“穴子”ではなく“うなぎ”を握るのが習慣。ほどよい脂とたれが香ばしい。
『新子の刺し身』918円。旬の時期が短く傷みやすいのでなかなか出回らない。お目にかかったらぜひ。ネチッとした食感が酒に合う。
大将の気負いのないもてなしで、初めてでも常連客のようにくつろげる。深夜2時までの営業(日曜、祝日は除く)がうれしい。

高知

寿し和

住 所
高知県高知市追手筋1-1-4 静ビル1F
TEL
088-871-6355
営業時間
17:00~翌2:00(日曜、祝日は~23:00)
定休日
なし(年末年始を除く)

※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.17号(2016年10月発行)掲載時のものです。

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