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青森といえば大間マグロのにぎりは外せない。脂の旨味が舌の上に品よくとろけ出す。大トロ2貫1,296円。

青森

三金寿司

「江戸前にぎりを肴に語らう
“青森前”のもてなし」

せっかく青森に来たからには、鮮度のよい魚介をシンプルに味わいたい。というわけで、JR青森駅から歩いて約5分。駅から延びる新町通りに面したパサージュ広場の一角に看板を掲げる『三金寿司』へ。

常連客でにぎわう店先のテーブル席を横目に店内をそっとのぞき込むと、案の定カウンター席のみ。大将の声に促され、先客の脇に滑り込んだ。

「今日はどこから?」と声を掛けてきた隣客もまた常連らしく、「この店は海外からも食べに来る有名店だからね」と笑う。「ところで大将、英語話せるの?」という調子で始まった軽口に口を挟むころには、店主との距離もグッと縮まっている。

若い時分には横浜の名店で修行を積んだという大将。そこからいただいた屋号を郷里に掲げるからには妥協はできない。その強い想いは、すしで表現される。

まずは小泊産ボタンエビのにぎりを食す。透き通った身は新鮮な証。口中でほろりとほどけるシャリの塩梅が暗に江戸前の誇りを主張する。時折外からテーブル席の客もやってきては、大将と軽口を交わしていく。これぞ“青森前”のもてなしか。

とびっきりのボタンエビ、もう一貫もらおうか。

ひとりで切り盛りするからこそ、目配り気配りが行き届く。常連さんの一番人気は『穴子の握り』。その江戸前の仕事談義に花が咲く。
陸奥湾で育ったホタテは、肉厚な貝柱の鮮度と甘味で来訪者をうならせる。『ホタテの握り』2貫324円。
北津軽郡の小泊で獲れた『ボタンエビの握り』2貫756円。尾がオレンジ色のものが最高級といわれるが、まさに。さすが目利きの大将だ。
常連さんへ、感謝の気持ちを込めて青森名物『黒ニンニク』を作るという大将。運が良ければ、お相判にありつけるかも。

青森

三金寿司

住 所
青森県青森市新町1丁目9-37
TEL
017-777-3039
営業時間
11:30~14:00、17:00~23:00
定休日
不定

※記載内容はFDA機内誌「DREAM3776」Vol.17号(2016年10月発行)掲載時のものです。

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